皆さんは『手術』というものに、どんなイメージがありますか?


怖くはありませんか?


私は怖いです。

いくらそれが医療行為とはいえ、自分の身体にメスが入る・・・・・

考えただけでゾッとしてしまいます・・・・・。


実は私も過去に2度程手術を経験しています。

いずれも30分程で終わる外傷の処置だったのですが、

医師から『手術します』と言われただけで、

かなりビビッてしまった事を覚えています。


今回ちゃまが行うものは”卵巣癌の手術”です。

開腹して卵巣、卵管、大網、子宮の切除とリンパ節郭清・・・・・

私が過去に経験したモノとは次元が違います。


ちゃまもこの『手術』に恐怖感が絶対あると思った私は、

少しでも手術前の恐怖感緩和に努めることにしました。



手術日当日、普段の面会時間は14時からですが、

この日は特別、朝7時からの面会が許されました。


もちろん朝一でちゃまの所へ行きましたよ。

おそらく手術への恐怖感と緊張感で

グチャグチャになっているであろうちゃまの心をケアする為に・・・・・。


ところがですよ・・・・


私の予想とは裏腹に

ちゃまはニコニコと妙に落ち着いていたのでした。



ちゃま夫「!?・・・・・・・怖くないの?」


ちゃま 「うん、全然怖くないよ。」


ちゃま夫「・・・・・・・・・・。」



でも私は思いました。

本当に怖くない訳はないんですよ。

ちゃまは手術前に自分のブログでも書いてましたから。


〔詳細はこちら『手術前説明!!』を御覧下さい→ちゃまのブログへGO!


おそらくこれはちゃま得意の私に対する気遣いだったんでしょうね・・・・。


だから私は彼女が手術室へ入室するまで

沢山会話することにしました。

入院してから今日の日までの事、家の事や食事の事・・・・・・・

たわいない会話を続けましたね。



そうしている内に、ちゃまが看護師に呼ばれました。

手術室へ入室です。


病室から手術室までの短い距離ではありますが、

私はちゃまと手を繋ぎ、手術室へと足を運びました。



ちゃま夫「それじゃ・・・・しっかりな・・・・!」


ちゃま 「うん!」



それから手術終了の連絡があるまでの約5時間の間、

私は病院内をウロウロウロウロウロウロウロ・・・・・・・・・・・

『これが落ち着いていられるかっっっ!』って感じです。

手術終了の連絡があった時には、

相当な距離を歩いたんじゃないでしょうか。(笑)



手術終了時、私は執刀医(ちゃまの婦人科担当医)に呼ばれ

今回の手術についての報告を受けました。


その時印象深かったのは、

執刀医が思っていたほど癌は酷くなかったという事でした。

また、生まれて初めて人の内臓を生で見ました。(汗)


説明の方ですが、S状結腸に多少の癒着があった程度で、

後は特に問題なかったので予定通りの手術が出来たとの事・・・・。


緊張感が一気に抜け、本当にホッとしてしまいましたね。



その後、私はちゃまのいる病室へ・・・・・。


ちゃまは術後の状態がとても良く、

当初予定されていたICUへの入室はありませんでした。ニコニコ



ちゃま夫「お疲れ様。よく頑張ったね。」


ちゃま 「うん。」



手術直後も普通に会話出来ました。

本当に彼女はよく頑張ってくれたと思います。


これにて手術は無事終了。


そして気になる病理検査の結果は如何に?・・・・・


             ・・・・・・・・・・続く