ごはさんで願いまして~は~
渋温泉で九湯な~り、お宿で三湯な~り
帰り道の一湯では?・・・・・ご明算っ!!
お待たせしました、旅の続きです。
4度目になる善光寺参りを済ませた我ら、
次なるお楽しみミッションは
☆\渋温泉・九湯めぐり/☆ です。
一日目
東京→ 8:00 上田駅→ 9:30 鬼無里→ 10:40 善光寺→ 14:00 渋温泉
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
2019.02.16.Sat
14:00 渋温泉街
ご覧の通り、まだ温泉客は少ない時間です。
混まないうちに九湯めぐりがしたかったので
早めに向かっています。
宿泊者と地元民しか利用できない
九つの外湯巡りのことです。
(九番湯のみ立ち寄り客OK)
それぞれに源泉が違うため
泉質・効能も違います。
モチロン源泉掛け流し♪
九ヶ所巡って最後は渋高薬師で
健康祈願、という趣向。
いずれも “熱い” ってことだけは
前回の旅で聞きかじっていましたが
私とМちゃんは割と熱好き。
お宿の女将さんに「熱かったら…」
といろいろアドバイスを伺っても
「ダイジョウブデショ」
な~んて高をくくっていました。
始める前迄は。 (^m^) (^m^)
\ 渋温泉 熱し /
これから訪ねる方、ご参考まで。
さあ、金具屋さんの前を通り過ぎて…
渋温泉一番人気の金具屋さんです。
歴史的建造物と源泉がスバラシイ!
金具屋さんの館内だけでも
源泉八湯めぐりが楽しめますので
温泉街の九湯めぐりもしたかったら
本気出して2泊する他ないかも
しれません。
あ、でも困ったことがひとつ。
造りが複雑過ぎて館内は迷路です。
方向音痴の私は帰る頃になって
ようやく一人でもお風呂に行ける
様になりました。
あと、会えなかったけど
人気者の猫ちゃんがいるそうです。
渋高薬師の前も過ぎたら…
『一乃湯 果亭』 さんです。
◆一乃湯 果亭 ≪HP≫
長野県下高井郡山ノ内町大字平隠2219
・明治期に活躍した南画家「兒玉果亭」の生家
・3種類の源泉をブレンドしたオリジナル天然温泉
・館内全て藺草の香りが漂う畳敷き
南画家 「兒玉果亭」 にちなんで
屋号 一乃湯 果亭。
各お部屋は日本の伝統色名がついていて
深緋(こきひ)・青摺(あおずり)・浅緑(あさみどり)
蘇芳(すおう)・浅緋(あさひ)などと洒落てました。
ここを見つけてくれたМちゃんに感謝。
(^▽^) ココイイネ
とっても素敵な女将さんでしたよ♡
夕食と朝食の時間を決めて、
九湯めぐりのレクチャーを受けて、
お茶とお菓子をペロリと頂いて、
お着換えしたら、
渋温泉 九湯めぐりへ Go!
・お湯が熱くて入れない時は水で薄めてもOK。
・よくかき混ぜるといい温度になる(場合もある)。
・出る時は必ず水を止める。
・一から九の順番は特にこだわらなくてよし。
・今日と明日に分けて入ってもよし。
・いっぺんに九ケ所制覇してもよし。
・2時間くらいで九ケ所巡っている人が多い。
М 「ねえねえ、どうする?」 (*^o^*)?
えっとー、この場合のどうする?は
「明日のランチはどうする?」 でも
「スターバックスに寄ってからにする?」 でも
ない… と思う… 試しにこう切り出した。
尚 「いっぺんでいいんじゃない?」
М 「そうだね、夕飯までに全部巡っちゃおか」 (*^o^*)
ハァ ハァ ハァ (||´ロ`)o=3 正解。
Мちゃんてば時々「今」 が見えない時があるから
質問が別のことろにあるのかと心配しました。
ちなみに、
ここはスタバなどの珈琲チェーン店などありません。
前回モーニングコーヒーを求めて
街中を探したけど撃沈した経験あり。
だから私、モンプチ モンカフェ持参しましたよ。 (v^ー゚)
下駄を履い…痛っ、痛たたたたた…
私は誰かさんと違ってアンヨがか弱いので
急いで雪駄に履き替えて宿を出ました。
そうです、序ノロと序二段は素足の下駄、
三段目以上は雪駄でもOKなのです。
М: ( ̄o ̄i) え?何の話?
でしょうね、
一湯入魂していたらぶっ倒れてしまいます。
おまけに熱くてゆっくり浸かれないってことが
この後すぐにわかります。
尚 「そりゃああなた、イチバンからよ」
こういう趣向は順番通りが楽しい。
アタリマエダのクラッカー。
М : (* ̄m ̄) 古っ
一番湯 初湯 ・ 胃腸病
比良の湯・薬師の湯・とんびの湯の混合源泉(酸性)
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉 57.7℃ pH4.0、成分総計1.204g/kg
行基が托鉢の鉢を洗ったことから鉢湯と言われ
それが初湯となったそうです。
本来はお湯に入ってから押印なのでしょうが
我らは先にポン!もひとつポン!
何故だかこの方式を最後まで貫きました。
М 「撮った?押した?入るわよ♪」
尚 「あ~~~い♡」
デッカイ合鍵(いやデカイのは板で鍵は普通)で
入ってみると、、、
ちょうど先客のおひとり様が出るところ。
「とっても熱かったわ~」 と。 (≧_≦)やっぱり
外観からもお察しつくでしょうが、
脱衣場も浴槽もいい感じに… 狭いです。
ここはほんのり濁りのあるお湯でした。
ムリムリムリムリとても無理。 (TДT|||)
浴槽から溢れる出るお湯で
足の裏が火傷しそうなほどでした。
熱好きМちゃんもさすがにお手上げ。
仕方ない、、、
「湯揉女に変っ身っ、トォー!」
加水しながらザブザブかき回して
どうにか入ることが出来ました。
「熱いけど気持ちいい ふぅ~」
(≡o≡)(≡o≡)
と、落ち着いたとせいで
尚 「Мちゃん出よう
ここで満足したら続かないよっ」
М 「そうね、出よう」
二番湯 笹の湯 ・ 湿疹、疱瘡
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
三番湯 綿の湯 ・ 切り傷、皮膚病、子宝
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
白い湯の花が浮くのでそう命名。
一番、二番、三番は同じ源泉です。
でもその混合比率で無色透明~やや白濁の
違いがあるのかも。
尚 「誰もいないうち写真撮っとこ♪」
んぐんぐんぐんぐ…我慢我慢。 (≧ヘ≦) (≧ヘ≦)
三番湯ももちろん加水してから入りました。
これが慣れるといい心地♪
尚 「入り足りないと思う程度で
出なきゃダメ、次だよ次っ」
М 「そうだね、あと六湯あるものね」
(そうかあと6回も脱いだり着たり…)
三番湯から四番湯までは距離があって
と言っても5~6分程度ですが
情緒ある石畳の温泉街を涼みながら歩きます。
そう、涼む。。。 始めは寒かったけど
湯揉み労働込みで三か所巡れば身体ポカポカ。
尚 「えへへ、あのね、私、
もうパンチィ 履くの、やめたんだ~」
М ( ̄o ̄i)
あった!
前回見つけて不思議だった
“ミステリー ゾーン?” ドリンク。
何故ドリンクなのにゾーンなのか。
「お買い得コーナー」 と書いていて
何故他より20円お高いのか。
(*^m^*) (*^m^*) 謎
知りたい? 知りたくない?
こういうのは
謎のままが面白いと思うので
買わないでおきました。
カランコロン
カランコロン
“序の口” の下駄の音。
尚 「Мちゃん足痛くないの?」
М 「うん平気」
珈琲が飲めるお店見~っけ♪
軒下の下に軒下?
と、突然のアート作品が!!
凄い、この街に天才画伯がいる。 o(≧◇≦)o
さっきの珈琲店もこの居酒屋さんも
お魚アートの看板でした。
Мちゃんは
「本日ラーメンあります、って…(^m^)」 と
こっちにツボってました。
尚 「ここ、パンと饅頭屋があるところだよね」
尚 「ね♡」
四番湯 竹の湯 ・ 慢性痛風
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉 90℃ pH7.6、成分総計1.272g/kg
昔、地獄谷温泉から引き湯に成功した事を祝い
松竹梅の竹から命名。
まずは加水と湯揉みから。
「ふっっっっっむ」 (≧_≦)(≧_≦)
我慢の末、慣れると極楽♪
私たちの後々入ってくるオバアチャンに
尚 「丁度いい温度にしておきました~」
と言って早々に出ます。
五番湯 松の湯 ・ 神経痛、脊椎病
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉 90℃ pH7.6、成分総計1.272g/kg
松竹梅の松から命名。
「熱い熱い」と大はしゃぎ。 (o^^o)
ナニナニ?
どうやら誰も入れないみたいですが
それもいい思い出になるでしょう。
横湯川で休憩
一時間ちょっとで5ヶ所です。
もうちっとも寒くなんかありません。
六番湯の前に横湯川で涼むことにしました。
この川の上流が地獄谷温泉。
一昨年はスノーモンキーに会いに行きました。
過去ブログ → ★信州冬旅③地獄谷野猿公苑(長野)2017.01
М 「素足だけど寒くないの?」
尚 「うんちっとも」 素足どころか… (^艸^)
足湯 『休足処 信玄』
手を入れると 「ちべてっ」 (≧_≦)
<横湯山 温泉寺の歴史>
渋温泉は武田信玄公の隠し湯のひとつ。
横湯山 温泉寺は、信玄公の寄進による開基の寺。
ここは川中島の戦いや信濃における合戦などで
傷ついた兵士を療養させた地でもあるそうです。
六番湯 目洗いの湯 ・ 眼病
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉 52.5℃ pH7.6、成分総計1.133g/kg
女将さんが 「美肌の湯」 と教えてくださったお湯。
おっ、新しい。
加水&湯揉みはすっかりお手の物。
またまたオバアチャンと合流し
そのあとふたり組みと… 計5人でも余裕。
これまででイチバン長く入りました。
М 「あと3ヶ所だね」
尚 「おっしゃ出よう」
七番湯 七操の湯 ・ 外傷性障害
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉 50.9℃ pH7.5、成分総計1.342g/kg
ここは源泉ブレンドなしの “七操の湯” のみ。
七つの病気に効くから七操の湯と命名らしいです。
だから操?なして操?
操(そう)=手にとってうまく扱う。あやつる。
操(みさを)=意志を変えず身をかたく持すること。節操。 貞操。
あんなった~の~ため~に~~~
ひとつ商品を盗られてしまいました。
その泥棒猿にシューーーッ。
尚 「あっ、だめっ、風向きが…」 (o゚д゚o)
オジサン 「ぶほっぶほっぶほっ」
お猿 (へへ~んだ)
Мちゃん、必死で笑いを堪えてたでしょ。
私、ちゃんと見てたんだからね。 М:(^艸^)
あっちのお猿は鍵の掛かっている戸を
ガンガン揺らしてこじ開けようとしています。
いつの日か味を占めたんでしょうね。
可愛いからと餌やりは厳禁です。
八番湯 神明滝の湯 ・ 婦人病
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉 58.7℃ pH4.8、成分総計1.186g/kg
ここも源泉は神明滝の湯のみ。
高薬師の階段横にあって
裏山の神明山から湧き出る湯から命名。
いい風情ですこと♡
九番湯 大湯 ・ 子宝、リウマチ、神経痛
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
源泉 60.2℃ pH5.7、成分総計1.271g/kg
いよいよ最後です。 o(≧◇≦)o o(≧◇≦)o
ここだけは立ち寄り湯OK。
脱衣場も浴槽も広く、中には蒸し湯もあって
十数人の先客で賑わっていました。
ハァ~~~ア ビバビバ♪
イエ~イ ♡ 九湯達成 ♡
(/^▽^)/\(^▽^\)
階段上の 『渋高薬師』 さんの御朱印所へ。
〆は渋高薬師様で、ポン、ポーン!㊞
2時間と15分で九湯制覇。
ヤッタ~ ♡ 満 ♡ 願 ♡
(/^▽^)/\(^▽^\)
あ、これ? 雲竜型を披露するМちゃん。
(`Д´*)q 違うでしょ
М 「遂にやったね♪」
尚 「いいやまだまだじゃ、あれを見よ」 d( ̄o ̄)
М 「今日行く?」 (⌒o⌒|)
尚 「今日行く」 ( ̄ー ̄)
正真正銘の ♡ 満 ♡ 願 ♡
( ̄ー+ ̄) ( ̄ー+ ̄)
達成の喜びで足がガクガク…
ってことにして階段を降ります。
ノーパンチィ なので緊張感もひとしお。
尚 「Мちゃん下駄だから気をつけて~」
一乃湯 果亭
お楽しみはお部屋で頂く懐石料理。
どれもこれも真心と工夫があって
とっても美味しく頂きました。
それから〆のお風呂に入って
お炬でゴロンゴロン。
尚 「あとで金具屋さん見に行く?」
М 「行かなーい」
尚 「あらそ」
ひとり夜散歩…と言っても目と鼻の先。
残念、黄金に輝くライトアップの時間は
終わっていました。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
2019.02.17.Sun
朝風呂。
お宿のお風呂がこれまた最高なの~♪
HPによると
・地獄谷野苑公園脇から湧き出る褐色の鉄分を含んだ温泉 「荒井河原の湯」
・地元温泉寺裏から湧き出る、武田信玄が傷を癒したと言われる無色透明の 「寺湯」
・横湯山、不動尊横からしんしんと流れる婦人病・胃腸炎に効果的な 「不動の湯」
この3つをブレンドした 「一乃湯 果亭」オリジナル温泉
露天風呂からの眺め。
部屋からの眺め。
朝食。
きんぴらごぼうがおふくろの味♡
じゃが芋を摺って丸めたお団子の味噌汁♡
とっても美味しかったです。
М 「おかわりは?」
尚 「するする」 (≧∀≦)
尚 「おかわりは?」
М 「するする」 (≧∀≦)
食事の後は女将さんと楽しく世間話しをして
名残惜しいけれどお宿を後にしました。
尚 「あのね、渋温泉でもうひとつ
行きたいところがあるんだ~いい?」 (o^ー^o)
М 「いいよ」 (v^ー°)
メインイベント第二弾の
☆\飯山・かまくら初体験/☆ は
この次の次の次です。
少々お待ちを
春が来るそうですが
見えませんけど…
By チャマ