UMB 西東京予選 後記

UMB 西東京予選に参加して来ました。今年で三回目の西東京予選。理由がないとMC BATTLEに出ないので、今年はもういいかなと当初は思っていたのですが、ZipsiesのJUN君とばりさんぶらんどこと雅人の顔が浮かんで参加を決めました。

とかっこつけて書いてみたものの、当日は野暮用で沖縄にいたので、羽田から直行。結果当日エントリー。ばりさんぶらんどに何度も何度も電話をかけ、「間に合うか？」、「予選の予選にエントリーできないか？」と運営の邪魔をしてしまったことを申し訳なく思っています。

GUEST DJがDJ BASSさん、GUEST LIVEがOVDZという時点で自分の中でやるべきことは決まっていました。当日の自分のRAPが全てです。

東京予選があるのに西東京予選がある意味。西東京予選だから出る人、外の地域から自分のRAPを見せつけに来る人、志は人それぞれ。また、REP.の仕方も様々。地元で根を張る人、外に出て行くことで地元をREP.する人、地域にRESPECTを持ちつつも敢えて口にしない人。口にするだけ野暮かもしれません。

ただ、自分は出るからにはDJ BASSさんやOVDZのAさん、SHINOさん(ex.トリカブト)憧れ、環境が何もなかった頃に西東京を向上させようとばりさんぶらんどと福生、八王子、立川、久米川と地域を走り回り、一緒に群馬、栃木、山梨、福山、尾道、都内と色々な土地に「西東京」って言葉を持って活動してきたものを言葉に全て込める。ルーツに嘘をつかずしっかりと示す。そんな気持ちを大事にしています。それが今の自分にできるHIPHOPだと思っているからです。

じゃあ10代の人はどうすればいいの？と聞かれるかもしれません。答えは簡単です。今の自分をまっすぐぶつけるだけでいいと思います。自分は10代の多感で心が不安定な頃、環境は自分で変えるんだ！と言わんばかりの東京仁義一家の楽曲に心の持ちようを教わった気がします。

出る理由も自由で入り口が広いからこそ、東京予選があるのに西東京予選という特別なものがあるからこそ、自分が見てきたものをそこに残せたら・・そんな気持ちで三年連続の参加を決めました。

長々と書いてますが、Best16でたまちゃんに負けてます笑 何やってんだって話です。本当に。

上で書いている気持ちは人によってはただの思い込みかもしれません。そしてその役割は自分じゃなくてもいいかもしれません。それも正解です。正解は一つじゃないんだから。

ただ、自分の込み上げてくる気持ちに嘘をつきたくないのです。エゴだな、上から目線だな、勘違いだなと冷静な自分がちょいちょいツッコミを入れてきます。それでもその気持ちを曲げたくないのは、大事な過去があって今があるからだと感じています。

これらの気持ちは作品に昇華できるように一歩踏み出します。

当日はありがとうございました。

最後はOVDZのLIVEで締めます。


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