所在地:山梨県上野原市
乗り入れ会社(担当営業所):富士急山梨バス(上野原営業所)
発着系統
上野原駅〜新井(新町・本町三丁目経由)
上野原駅〜向風(新町・本町三丁目経由)平日朝1往復のみ
上野原駅〜飯尾(新町・本町三丁目・新山王橋経由)
上野原駅→原(新町・本町三丁目・新山王橋経由)一日1本(西原方面最終便)のみ
上野原駅→鶴峠(新町・本町三丁目・新山王橋・飯尾経由)※
上野原駅〜小菅の湯(新町・本町三丁目・新山王橋・飯尾・鶴峠経由)※
上野原駅→松姫峠(新町・本町三丁目・新山王橋・飯尾・鶴峠・小菅の湯経由)※
※4〜7月、9月〜12月15日の土休日運行(現在運休中)
2017年。
当方は喪中となるため、新年の挨拶はご遠慮させていただきますが。
今年はこの折返場点描も、ますますお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
そして。
この回で、折返場点描100回目ですー!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
最近は、お会いする方からあそこはこうだとか、ここもオススメとか話題が出ます。
色々情報も貰ってて、本当は関東甲信から脱したかったんですけどね…
思っていたよりスケジュールが詰まっていて、遠出する余裕がなかった。
(11月に静岡まで行ったものの、寄り道する余裕もなし)
だから、あんまり目新しいものは無いような、いつも通りに…
とは言いつつも、12月に法事の流れで訪問した山梨の謎めいた折返場を紹介しましょう。
山梨県上野原市、富士急山梨バス上野原営業所の基幹路線の終点。
上野原市中心部の北西側にあります。
ちなみにひとつ上野原駅寄りに『新井二丁目』というバス停がありますが、そのような地番は
おろか『新井』という地名すらなく、周辺住所は全て『上野原市上野原』。
羽佐間とか大堀とかいうバス停名は、全て元々の集落の名前がそのまま当てられています。
バス停区画も、簡易ポールと路面ラインによって明確に区別されています。
(…が、西原方面からはどう見ても入りにくそうなレイアウトなのですが??)
上野原駅行きは、西原方面、向風始発合わせて一時間平均2〜4本発車。
中央線電車に接続するため、運行間隔は不等になります。
5分ほど歩くと、左手にこんな事業所に出会います。
では西原方面はどこで待つのかというと、向かい側の道路側で待つ形になります。
さて。
バスはどこで折り返すのか?
バス停の周りのどこを見回してみても、折り返す場所がない。
さて困ったな、無駄足と思っていたが、ふと気がついた。
乗ってきた新井止まりのバスは、西原方面ではなく向風方面に走っていく。
それでは、向風方面に歩いてみましょう。
5分ほど歩くと、左手にこんな事業所に出会います。
光電製作所…1947(昭和22)年に創業した、船舶や産業用の電子機器を手掛ける会社。
向風線、平日1往復のみ停車。
向風方面のみに設けられています。
さてどこまで走っていくのかと思っていると…
この間、会社関係の車の出入り無し。
ちなみに取材日は、月曜日の午後。
滞在30分ほどで出入りがバスだけという、なんともシュールな光景。
企業始終着のバスを除いて、このような光景が日々見れるのはもしやここだけだろうか?
やがて、新井からの発車時間が近づき、バスが出てきます。
何事もなかったかのように、上野原駅に向かっていきます。
一般企業の敷地内で折り返す、そんな光景が日々見られる新井線です。
![{7DA5F37D-44B3-494B-9EEC-4C89363EA0D0}](https://stat.ameba.jp/user_images/20161229/10/chakkey-tetsu0510/57/8d/j/o0480036013832534502.jpg?caw=800)
まだまだ、折返場には面白さが詰まっている。
そんな風景を残すために、今年も歩いて記録してまいります。
路線データ
上野原駅まで
運賃:250円(IC250円)
所要時間:約13分
飯尾まで
運賃:830円(IC830円)
所要時間:約42分
2017.1.1現在
※1/2・3は土曜・休日ダイヤで運行
【お知らせ】
次の折返場点描は1月6日(金)に更新します。
また、1月も毎週火曜・金曜の週2回更新をいたします。