はじめまして。ちゃっちゃんママです。
こちらのページに来て下さり、
本当にありがとうございます。
さて、最初にお伝えしたいのは、
私は、小学校お受験を決して否定しているわけではない
ということです。
ではなぜ、
「付属小学校から大学まで有名私立お嬢様学校に通った筆者が、
自分の子どもを小学校受験させない理由」
というテーマにしているのか、ということですよね。
実は、私がこの結論に達するまでに、
かなり色々考えましたし、調べました。
そして、あなたが、お子さんには
ある程度の水準の教育を、と考えているなら、
お受験のことも考えていらっしゃるだろうし、
色々調べていると思います。
でも、まだあなたが決断できていないのだとしたら、
私が色々考えたことが、
少しは参考になるのはないかと思い、
シェアさせていただくことにしました。
正直なところ、うちがお受験しない理由は、
経済的な理由です。
もう、生活していくのがやっと・・・
というのであれば、お受験の”お”の字も
頭には浮かばなかったでしょう。
しかし、一人娘のちゃっちゃんは、
私たち夫婦が40歳を過ぎてから、授かった子です。
今は少し余裕があるといえばあるのです。
でも、よーく考えたら、主人が定年を迎えるとき、
ちゃっちゃんはまだ中学生。
その後、主人が働き続けられたとしても、
収入はがくんと減ります。
年金も、どうなるかわかりませんよね。
それに、この不確定な世の中、
本当に定年までこのままの生活が続く保証もありません。
なので、仮に私立や国立の小学校に通ったとしたら、
我が家の場合は、節約をしなくてはなりませんが、
それは、子どもの可能性を狭めてしまうことになると
思っています。
やなり、子どもの可能性を最大限に伸ばすには、
例え良い学校に通っても、
それだけでは足りないと思うのです。
学校の勉強以外にも、習い事や、体験などを通して
子どもは、本当に自分のやりたい事を見つけたり、
生きる知恵を習得すると思います。
なので、この先、子どもが成長して、
様々な事に興味を持った時、
お金を理由にそれを諦めたくないのです。
ではなぜ、小学校受験は諦めたのか。
そう、尋ねられそうですね。
それは、良い学校に通っている友人で、
今も結果を出している人たちは、
家庭環境が良かったからだと感じているからです。
そして、私の場合、親の経済状態が理由で
学校の勉強についていけるように
塾などには通わせてもらいましたが、
それ以外の”体験”は、殆どできませんでした。
(体験とは、自然体験や、海外体験
また、芸術に触れる事などを言います。)
例えば、語学力についてですが、
私の学校は、語学教育に力を入れていて、
国際人を育てることを教育方針の一つにあげており、
小学1年生から英語の授業がありました。
しかし、語学習得に必要なのは、
”海外での体験”だと思いますが、
私にはその体験は全くありませんでした。
”海外での体験、”単なる、海外旅行とは違います。
お父様が海外赴任の経験(当時は、欧米が殆どです)
をされている方は多く、
何年か海外で過ごされて、
帰国子女となって帰ってくるケース。
夏休みなどの長期休暇中、
お父様の単身赴任先に滞在し、
そこでの生活を経験するケース
大学になれば、短期留学をするケースもあります。
そういった体験が、モチベーションとなり、
外国語を習得するのは楽しいと思えるようになって、
一層勉強して、語学力が付くと思います。
しかし、私の家といえば、
この学校を無事卒業するだけで、精一杯。
新たにお金がかかる事はできませんでしたので、
学校のテストはクリアしても、
本当の語学力は付きませんでした。
私の両親としては、学校にさえ入れれば、
英語がペラペラになると信じていたのでしょうが、
やはり、語学に関しては
家庭環境や、親の努力が重要です。
音楽系・体育系の習い事が
週1回教室に行っているだけでは
上達しないのと同じです。
そういった経験から、
”ここの学校に入れば、○○ができるようになる”
と言われていたとしても、
その後の家庭環境の方が重要だと感じています。
また、私の通っていた学校は、
素晴らしい先生もいらっしゃいましたが、
残念ながら、そうでない方もいらっしゃいました。
それでも、結果を出していると言う事は、、
結局、本人や、家庭の努力があったからに他ならないのです。
つまり、逆に考えれば、
家庭環境を整え、親が全力で子どもをサポートすれば、
必ず結果が出ると信じています。
そのためにも、経済的な余力を残しておきたいと思い、
小学校受験はしないことに決めたのです。
もちろん、母校に入れたかったなぁという
未練はありました。
しかし、ある経済雑誌では、
「これからの日本の経済状況を考えると、
年収1500万円以下の家庭で、
子どもを私立の中学に通わせるのは、
経済的なリスクが大きい」
と書かれてたとききました。
さらに、ある週刊誌によれば、
私立の小中学校ほど、通塾率が高いそうなので、
学費や通学交通費のほかに
通塾費用も必要になるそうです。
このような理由から、
私は、公立の小学校にこどもを進学させることを決めました。
ですから、今の生活レベルが維持できて、、
あなたが学校以外の、体験や他のことにも
費用と時間が使えるのでしたら、
是非、あなたの希望に応じた学校のお受験してくださいね。
やはり、私立・国立の小中学校は、
良い家庭環境のお子さんが集まると思いますので、
安心ですものね。
でも、そのために、
節約しなければならないのであれば、
ぜひ、よく考えて下さい。
軽井沢などの避暑地に別荘があるのが当たり前、
お手伝いさんがいるのが当たり前、
長期休暇のたびに、海外に行くのが当たり前、
そんな世界でも、卑屈にならずにいられる
心の強さが無いのであれば、
よく、考えて下さい。
ちなみに、私の両親は昭和ヒトケタ生まれで、
戦争も経験したからなのでしょうか、
精神力だけはバリバリ強かったので、
私も卑屈にならずに済みました。
ですので、学校生活はそれなりにエンジョイしてました。
でも、卒業して、ふと周りを見れば、
皆、自分より上のステージにいるといった感じです。
その学校で得た事も多かったですが、
そこまでの費用をかけなくても得られると思います。
また、これからの時代は、
高学歴で大企業に入ることが
必ずしもhappyではないように感じます。
それより、
自然体験や海外体験や芸術に触れる機会など、
体験を積ませることが大切だと思っています。
以上のような事を考えて、私の子育ては、
子どもの才能を伸ばすための
家庭での環境を整えることにフォーカスしています。
そうしているうちに、自分の心も落ち着き
主人との仲も良好になり、
ママ友たちとも楽しい時間を過ごすことができています。
そんな私の体験をご紹介しようとおもっています。
長文、最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました!