私たち、このバスルームだけで暮らせそうですけど、何か問題でも? | チャクモールってなに?

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食う 寝る 遊ぶ のまったりな日々。 

平日 禁酒を努力目標とし、週末に「固め飲み」。 
果たして、それが体を気遣っていると言えるのかどうか..... 

酔った勢いでコンビニで歌って踊り、そしてときには泥酔。



馬の煮込みと煮貝、馬刺にほうとう、そして生ビールで、すっかり満腹状態のダンナちゃんと私。

もう、動きたくない。

この ほうとう屋の座敷で大の字になって昼寝したい!

という欲求を押さえ込み、再び湖畔をテクテク。

宿泊予定の「コーユー倶楽部 山中湖畔サロン 」に向かいます。



静岡から別途向かっている母も、既に到着しているようで、ちょいと急ぎ目にね。

でも、入り口があまりに豪華すぎて、ダンナちゃんも私も ドン引き。



ジーンズにナイロンのリュックサックを背負った私たちったら、明らかに場違い。

シャンデリアが光り輝き、雨に濡れた靴底はスッテンコロリンしそうな大理石の床。

完全に気後れしてしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました。



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お部屋に案内されて、再びビックリ。

超ゴージャス。

部屋にもシャンデリア。

イタリア人の設計というだけあって、ヨーロッパ調の家具たち。

落ち着かないんですけど。

畳の部屋、ないんですかね。



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広いバスルーム、床は全面大理石。

我が家、このバスルームのスペースだけで慎ましく暮らせますけど、何か?



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設計したイタリア人もがっかりでしょう。

まず部屋を一通り見渡して、ダンナちゃんと私が最初にとった行動は、

傘を干すことでした。



トータルコーディネートされた家具たちも、さぞやがっかりされていることでしょう。


いやぁ、この部屋 どこに居たらいいのかわからず。

こんなに広くても、結局 ソファで二人 並んで体育座りしまうのであります。

無駄なスペース。


こんなホテルでも、温泉の大浴場があって、露天風呂までついています。

これは、極楽。

この会員制ホテルのシリーズの中では、お風呂は ここがダントツ一番!






さぁさぁ、お待ちかねのお夕飯。

風呂上がりのビール!



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って、通されたレストランがこちら。

げげげ、これまた のけぞる程の高級感。



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ここは、宮殿か?!

叶姉妹とか白鳥麗子とか出て来そうだ。



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にもかかわらず、お食事は和食。


左上から時計回りに、

お茄子のジュレ・雲丹のせ
 
秋刀魚の竜田揚げ

菊菜のおひたしイクラ添え

柿の湯葉&胡麻和え



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お椀は、蕪の刷り流し。

とても美味しいお出汁。



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鯛と鮪のお造り。


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ツマがね、桂剥きしたものを大根の形に戻して盛りつけてあるんですよ。

繊維を立つようにして5mm幅くらいに切ったタマネギのような見た目なんですが。

薄く桂剥きにされた大根が、薄いフォーみたいにいただけます。

楽し~~~っ。

で、歯ごたえもよくて。

真似したいけど、こんなキレイに桂剥きできないわ。



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子持ち昆布


プチプチ感がたまらん。


そう、こうなると日本酒。

大理石でもシャンデリアでも、日本酒。



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選べるメインは、私とダンナちゃんは追加料金で牛肉。

「コレだけかよ!」って言いそうになるけど、上質のお肉で美味しい。


甲州牛だそうです。



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母は、甲州地鶏のソテー。

他に、お魚料理の甲斐サーモンのオイル焼きが選べます。


地産地消だね。


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洋食のコースと違い、まだまだ続きます。

セレベスのコロッケ。

セレベスは、里芋かの植物でして、ヌメリが少ない里芋といったとこ。

マスカルポーネのソースが、よくあってね。

ちょっと和食っぽいテイスト。



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〆に、ちゃんとご飯が出て来ます。


キノコの炊き込み御飯と赤出し。



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デザートは、黒糖プリンとメープル焼き林檎。



和のテイストが強い和洋折衷と言いますか。

出汁の味なんかは、ほんとうに上品で美味しくて。

日本酒といただいていると、この(苦手な(爆))シャンデリアや大理石も気にならなくなります。


意外に、落ち着いて来たぞ。