いきなり、どっかで聞いたようなセリフですが( ´艸`)
・・・六つ子の話ぢゃないッスよ。(^_^;)
・・・折れ曲がったピースサインとかも出しませんよ。ʕథ౪థʔ
「亜人の佐藤だ。」
さて 「亜人」 は、2016年冬アニメとして第1期が1月から放映されたお話です。
劇場映画としては2015年11月から第1部、2016年5月に第2部が上映されており、
現在最終章が絶賛上映中!(10/13Thu.まで)
さっくりとどんなお話かは↓こちらで↓
('進撃の巨人' 同様にちょいグロ映像ですので、苦手な人はスルーで)
(原作読んでる派ではないので、この記事はあくまでアニメーションからの切り口です)
アニメに先駆けて公開された、劇場版第1弾-衝動-の予告映像。
ある日突然、自分が今までと全く違った存在になってしまったら?
自分ではどうにも出来ないほど周囲から異端の目を向けられたら?
そして、死を恐れる必要のない肉体と圧倒的な能力を手に入れたら?
またそれは同時に、もう一方の立場にも等しく問うことが出来る。
ある日突然、目の前の誰かが今までと全く違った存在になってしまったら?
その誰かに、周囲の誰もが異端の目を向けたら?
そして、その誰かが死を恐れる必要のない肉体と圧倒的な能力を手に入れたと分かったら?
現実とは切り離された、極端な世界観で描かれる「物語」だからこそ
分かりやすく人の行動原理を考える良い素材になりますね。
まぁ、そんなこと考えつつも、単純に作品として楽しんでいます。
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亜人だという事が発覚し、それまで普通の高校生だった永井圭は
ある日突然、国家機関や懸賞金目当ての国民に追われる身となってしまった。
誰もが捕獲に協力的な中、ただ一人圭の逃亡を助けてくれたのは…
(親が犯罪者という理由で)圭の家から一方的に疎遠にされていた、幼馴染みの海斗。
しかし絶え間なく追ってくる警察や一般市民に何度も危険な目に遭わされ、圭は
(生身の人間のカイと)二人での逃走は無理だと判断し、また一方的にカイを置き去りにして姿を消す。
時を同じくして、その圭と密かに落ち合うべくコンタクトを図ってきた人物がいた。
劇場版第2弾-衝突- の予告映像。
死なない新人類、亜人。
その存在は、第三者に知られてこそ政府の管理下に置かれる。
つまりは、まだどこかでひっそりと暮らしている亜人もそこそこ居る訳で…
第2部では、その発見されていない亜人たちの存在が(亜人の間だけで)明るみに出る。
亜人を集めて、佐藤は何をしようと言うのか…。
「我々は武力によって住み良い国づくりをスタートさせる」
密かに亜人同士のみで存在を見極め・集めることが可能になっているのは、
死なない事の他にもうひとつ亜人の特殊な能力・と言うべきか特質なものが関係している。
IBM(Invisible Black Matter)と呼ばれる、黒い幽霊のようなもの。
(実際には幽霊ではなく、透過性の高い’物質’で形成されているため、人間には不可視)
しかしこのIBM、亜人なら誰でも操作出来るという訳ではなく、ある程度の熟練度が必要で
圭も山の中で日々訓練をしていた。
そんなIBMの攻撃に出るシーンがまた、特筆すべき迫力のある音と映像で
これは絶対劇場で観るべき!!
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物語の大きなテーマと見所は、「友情」そして「戦闘シーン」
その戦闘シーンの中でも特に、悪役と言える亜人・佐藤のシーンがもの凄い!んです。
どこか他人事のような権力者たちに、蔑ろにされ続けた鬱憤を晴らすかのように
作戦を遂行していく姿には爽快感を伴い、
しかしそれが警備や対亜の特殊部隊が相手となると
見ていて恐怖を覚え、
(あっ、対亜が出てくるのは3部だったな…(-。-;))
そんな物語を彩る音楽もまた、世界観を創るひとつのファクターとなっていますね。
第1期の主題歌、「夜は眠れるかい?」 by Flumpool
初めて聴いた時、Flumpoolってこんな音出すバンドでしたっけ?と思いました(;^_^A
サビ部分のnoisyな重低音とこのコード進行は、・・・弱いんすよねぇヽ(;´ω`)ノ
ずっと昔からファンだったhideの、大好きなこの曲↓と同じコード。
(まぁ、キー違いの一部転回系ってとこですけどね)
因みに、余談を書きますと↑の曲はhideが所属してたバンドのX Japan ver.もあります。もっと言うと、hideのsolo ver.でもやってくれます。(↑はhideがUSで組んだバンド zilch ver.)譜面ヅラは一緒なのに、出てくる音は全然違うものになる楽しい例。そしてDrainのPVを観ると思い出さずにはいられないこちらもww(当時の交流が想像出来る世界観w)
DRAIN (X Japan) | The Beautiful People (Marilyn Manson) |
…どちらも亜人に負けないちょいグロ映像で、こーいうの受け付けない人には失礼を致しました。m(_ _ )m
ハイ、閑話休題という事で…
こちらは、主人公の永井圭を演じている宮野真守が歌う、亜人のエンディング。
「HOW CLOSE YOU ARE」 by Mamoru Miyano
風が通り抜けるような、線が細く柔らかい声質。
だけどそれを補って余りあるテクニックを武装してる。
その底抜けに明るいキャラクターの裏で、もの凄く努力してきた人なんだなぁ、と思います。
さて、劇場版第2弾-衝突- の本予告映像。
ここで、冒頭の台詞が出てくるんですね。
「亜人の佐藤」さん、好きなんです。
で、もっと言うと「亜人の佐藤」さんの「声」の
大塚芳忠さん! 昔から大ファンなんですぅ(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
芳忠さんほどの有名どころであれば、誰でも一度や二度はお声を耳にしていることと思います。
(ナレーションとか映画吹き替えとか声優等で)
国民的演芸番組の後の某バ〇〇シャも、芳忠さんの声でニュース聞けるってだけの理由で見てますからw
芳忠さんが佐藤演ってるってだけでも、私には5割り増しで作品楽しめます(≧▽≦)
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佐藤の目的は、亜人に対し不遇な仕打ちをした人間たちへの「復讐」だった。
不死身の亜人を使って様々な人体実験を行い、私腹を肥やす政府機関や企業への不満・怒り。
それらがいつしか、狂気の思想へと昇華されてゆく…
そして佐藤を止めようと、ついに圭と中野功(佐藤に集められた隠れ亜人の一人)が手を組む。
でもその理由は対照的で、功が「人として倫理的に放っておけない」というのに対し
圭は「静かな暮らしがしたい・という自己願望の弊害となる佐藤を排除したい」
そんな圭の’何かが大きく欠落した人格’が、また物語を一層深いものにするファクターの一つにもなっています。
更に、政府機関の方でも失策を犯しその立場を追われる事となる戸崎(とさき)が
自己欲(本当の理由は…)のために上層部を欺き、裏で利害の一致した圭たちと手を組む事に。
つまり、最初は 国(人間) vs 亜人 のはずだったものが
国(人間) vs 亜人(テロリスト集団) vs (テロ抑止の)一部の亜人と人間
というややこしい三角関係の構図が出来上がってしまった。
そしていよいよ全面戦争に突入する最終章-衝戟-へ。
結末へ向かって、怒涛のストーリーが流れていきますが
…あぁここからはまだネタバレになるので先は言えませぬ。(。-x-。)
(実は、この予告映像の中にも、本編見終えた後「あぁ~~っ!!」ってなる仕掛けが…)
圭を想うカイの友情や、戸崎と下村くんの契約、またチームの人間との関わり・など
それぞれの人の間に出来た僅かな繋がりがストーリーを紡いでいきます。
そして、とにかく銃撃や爆破などのシーンの臨場感がすごい。
足元に響いてくる地鳴りのような感覚は、ぜひ劇場で味わって欲しいです!!
(※大きな音が苦手な方や、心身に不安のある方にはお勧め出来ません…)
そして、ますますアニメの2期放送が楽しみになりました!!
(関東圏はTBS系 10/7Fri.深夜26:40から)
最終章では、亜人・佐藤の狂気っぷりが半端無い!(寒気がするほどだった)
そしてキャラが狂人であればあるほど、声優の力量が試される。
これだから狂人キャラ見るのやめられないのだ~(≧▽≦)
見終えたあとに流れてくるこの曲。
あまりにスッと心に沁みこんで来てちょっと泣きそうになります。
今回も宮野真守くんがエンディングを担当しています。すごく良い曲!
第2部-衝突- | 第3部-衝戟- パンフ,Niceブックカバー等 |
本編には、日本で最初に見つかった亜人の事例として出てくる「中村慎也事件」。
亜人のテーマのひとつは「友情」なので
様々な登場人物のあいだで、友情や人との繋がりが描かれていますが
ここにも例外なく友とのつながりがあります。
第2部-衝突-あたりから度々誇張されてきた中野功の「脳筋」っぷりは劇場内でも苦笑の嵐www
亜人のお姉さんをのぞき見すると、IBMでブッ飛ばされるんですね~゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o
皆様もきちんと相手が人間かどうか確認しないと、命が無くなりますよ( ´艸`)
そして本編内でもゲームに勤しむ佐藤さん曰く
「ゲームをクリアしたときの達成感がたまらない、難易度が高ければ高い程に」
…で、スペラ○カーなんですねわかります。www
昔見た記憶のあったこのプレイ動画を探して貼ってみたのでご覧下さい。
この
これ見たら、感嘆の声と爆笑しか出てこないっす(⑅∫°ਊ°)∫
最後のおまけ。
………いや、死んでるだろ。(=◇=;)チーン。