温熱療法最終日&治験のお勉強 | ちゃこの美味しい乳がん生活

ちゃこの美味しい乳がん生活

2011年6月に乳がん発覚。7月に乳房温存手術、
2011年9月~11月に抗がん剤(TC療法)、放射線(30回)、
ハーセプチン(1年)終了。ホルモン療法の真っ最中。
食事療法(ゲルソン療法)期間を経て、健康ゆるベジ生活を継続しています♪

こんばんは~
ここ数日で急に春めいて来ましたね~

プランターで植えっぱなしの水仙も、

数日前まで咲くそぶりが全く無かったのに、突然の開花♪
毎年だけど、一斉に花が咲き出すのってとても神秘的ですね~


寒い時期にスタートの温熱。春の訪れと共に、本日、無事に最終日。


気になる変化ですが・・・

術側の胸の下(際)辺りを押すと少しヒリっと痛い感じ。

あとは脇の下のセンチネルリンパ生検での傷周辺や

手術の傷跡付近が、(敏感になっているのか)時折ビリっとする。


技師の方に聞くと、やっぱりそれなりに温熱の刺激はあるとのこと・・

(今あるかもしれないガンをやっつけるほどの刺激だもん、

多少は影響も出るよね・・・)

とは言え皮膚のヤケドでは無く、治療が終われば治まるらしいです。


今後については、考えてる最中&目下お悩み中。。。

たぶん、今行っているクリニックでの継続治療は無し、かな~

技師の方、3人いらしたんだけど、実はお一人が???でして^^;


他の技師は相談もしやすく◎だったけど・・・

詳しいことは個人的な意見になるし差し控えるけれど、

「医療従事者としての自覚がゼロちゃう~?」って言動・行為アリ、

その人の担当になると次第に気が滅入ってました(笑)


あらら~、めずらしく(?)ブラック記事(笑)。

人間関係は相性も大きいですね~(軽くスルーしてください^^;)

また新たに動き出したら、ブログで報告します!


今日の話題、もう一つ。

2週間ほど前に記事にした治験のTV番組。

実はあさって(土曜)、患者会で治験についてのセミナーがある。

患者会の会員でもある治験コーディネーターの人が講義をして、

実際に治験参加経験のある他の会員が体験を語ると言うもの。


その前に、先日放映された番組録画を観てお勉強~と、

ようやく本日、DVDを観ました。

(番組詳細はこちら→よい薬をより早く~治験をめぐる新たな進展~


治験をめぐる現状での課題・近年進展の見られた制度などが中心で、即自分の治療に役立つテーマとは言えないけど、興味深い内容ではあります。

(自分の備忘録のため、以下にまとめます)


*「治験」、実は一つの薬が出来るまで、

短くて9年、長いと17~8年(!)、費用は数百億~数千億かかる


*治験と治療の違いは、聞くかどうかの安全性を確かめるためのもので、厳格なルールの中で行い、患者の症状に合わせて薬の量を変えたりは出来ない(途中で中止はアリ)


*医薬品の開発は、政府も成長戦略として掲げているが、日本は最初の開発(基礎研究)は盛んでも治験(臨床研究)は弱く、海外へ流れるケースが多い

このため、薬は先に海外で承認され、日本は後回しになりがち

→いわゆるドラッグラグを産む


*治験をめぐる大きな進展

①未承認薬・適応外薬の承認

②日本発の新薬開発

③承認審査のスピード化


①未承認薬とは、日本でも海外でも承認されていない薬・海外では承認され日本では未承認の薬を指し、適応外薬とは、日本ではある病気に承認されているが、別の病気に使うことが承認されていない薬を指す

適応外薬を使えるようになった例として、膠原病の少年に大人用に承認された薬を処方する話を取り上げていた→検討会議を3ヶ月に一度設け、日本で治験をせずとも海外のデータを基にスピード承認が可能に


②第1相が大切(人が今まで飲んでなかった薬を初めて飲む)

   ↓

 ファースト・イン・ヒューマン試験

(これまで日本では盛んでなかったが施策としてやろうとしている)

例として、癌研・中央病院での卵巣がんの患者に対する抗がん剤の治験を取り上げ(後述)、合わせてファースト・イン・ヒューマン試験実施の早期探索的臨床試験拠点施設(全国5箇所)の紹介


③承認審査のスピード化

これまで「アメリカで承認されてから5年後に日本で承認」が一般的

第3相のあと、承認審査を行う審議官を増員

(4~5年前200人→現在、新薬400人・全体700人)

2011年~薬事戦略相談を行う(医療系大学やベンチャー企業が「新薬開発にどういう治験が必要か」をあらかじめ審議官に相談できるというもの、承認までの時間短縮を図る)


*今後の課題

日本の場合、治験代コストが高い

→多くの病院で各少数の患者で実施、コーディネーターや技師が多く必要

ネットワーク化が大切(疾患別・地域別のネットワーク)

例として、小児治験ネットワーク(全国31私設を一つの大病院として位置づけ、倫理委員会の事務手続きも窓口事務局で一本化)


*日本の課題は臨床研究の弱さ

今後は基礎研究から臨床研究まで切れ目なく研究、新薬が早くできるシステムを作る必要あり


個人的に感じ入ったところは。。。

抗がん剤の治験に参加中の卵巣がんの患者さん(使える薬を全部使って、後は緩和ケアという状況で治験参加)の言葉。


「やはり、望みが少しでもある以上、光が少しでも差している以上、挑戦したいし、また、さらに、後々の人の為に少しでも役に立てればいいなと思います」


その後に流れた「全ての薬は一番最初に飲んだ人が存在する」って言葉と共に聞いて、胸がいっぱいになってしまった。。。


新薬・・・その方にとっても、後に続く患者にとっても、希望の光。

いつもこういう番組を観て最後に思うことは同じだけど、

「より早く、より良い薬が出来て欲しい!」


今日の最後は、最近新たに発見したお野菜ブッフェをご紹介します~

大阪市内にある五農菜園。

(今日が2度目の来訪。

オーナーの家が五島列島の無農薬農家ということで、

産地直送の新鮮なお野菜が食べられます^^)

photo:01


店内はジャズが流れ、夜はジャズバンドの演奏も入る・・・という、

ムードある店内。


メインは、5つほどの中から選べて、今日のわたしは、

無農薬野菜のバジル風味グリルをチョイス(無塩・マヨ無しも可能!)

蒸野菜や味の付いてないところてん・玄米など、

種類は少ないけど食事療法にピッタリの食材がうれしいです♪


さあ、春本番!

身体を動かすことを何か始めたいなぁ~っと思っています。

(もし、なにか、おススメがあったら教えてください^^

できればハード系でない方が・笑)


今日も長々読んでいただいて、ありがとうございました!

よろしければ、ポチッと一押し、よろしくお願いします^^↓

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
iPhoneからの投稿