エルゴラで、磐田戦について「広島の敗因は決定力不足ばかりではない」というタイトルで
こんなことを書かれていた。以下一部抜粋。
「最近の対戦相手が広島を研究し、サイドの攻防に活路を見出しているのは明白で (略)、
磐田も攻撃の起点をSBに置き、サイドで数的優位を作って序盤の優勢を手にし、先行した。
サイドの劣勢により主導権を奪われてビハインドを背負う。ラインを低く構えられる (略)
この(悪)循環を脱するためには、問題の根源であるサイドでの攻守の機能不全に解決策を
見つけることが必須になる」
要するに、広島のリトリート&ブロックの問題について触れているわけです。
なんちゅーこと書いてくれるんだ!と思ったけど、
チームが負けることで、メディアを通して広島の弱点(改善点)が明らかになり、
多くの人の目に触れることは、広島がより強くなるためにはいいこと。
J2のときや、勝ってるうちは専門メディアは絶賛するばかり。
しかし、そのときに見逃していた、気づかなかった、見たけど気にもとめていなかったことも、
チームが負けることで課題として浮き彫りになり、媒体にその情報がのせられ、少なからず
サンフレッチェにかかわる人間がこの課題と向き合う必要がでてくる。(普通は)
さすがに「自分たちのサッカーが間違っていない」と安心するわけにはいかなくなるだろう。
選手たちはせめてエルゴラぐらい読んでいてほしいな。
エルゴラから届いてるだろうし。
まあ広島の守備の問題って去年から指摘されていたこと。
サンフレッチェ広島を攻略するための7つのポイント (humeさんとこ)
http://hume.seesaa.net/article/106925501.html
つくづく思うのが、負けて始めてからじゃちょっと遅いなってこと。
humeさんの「『J2最強』などと奢っている余裕などどこにもない」という文章と、
「勝ったという事ですべてを忘れてしまわないように」 という戸田さんの言葉が心にしみます。
で、エルゴラでも指摘されていた「サイドでの守の機能不全」は、
このまえ書いた守備時の変則4バックに期待したい。