先日のハニハニ12周年記念ライブで大衝撃を受け、地下アイドルに開眼した私め。
その感謝の気持ちを伝えんがため、仕事帰り早速ハニハニ秋葉原店に行った。
グーグルマップで位置確認。
千代田線上路を秋葉から遠ざかる形で越えたところにあると取り違え、やや迷う。
正位置は、逆に秋葉に入る形で、芳林公園を抜け更に入ったところにあった。
外神田、裏秋葉とも言われる混み入ったゾーン。
神保町から歩いてきて、日がすっかり暮れていた。
2階の窓に映るメイドさんの影。
ナウシカか何かのモニターが流れている。
膨らむ期待。

階段を上がると、ご主人様送り直後のメイドさんがお出迎え。
「はじめてですか!?」
「はい、大丈夫ですか」
「大丈夫ですw!」
in。明るい感じだ。

案内&メニュー表を見せ説明してくれるメイドさん。
「すみません、今は19:00少しすぎちゃいましたので、ディナーになりましてお通し代370円だけ頂いてるんですぅ」
申し訳なさそうに言う。
また、普段はある日替わり定食も売り切れとのこと。
説明は全ページ行われ、メイドオリジナルカクテル、秋葉原店にしかないカクテル『電気街』、メイドさんが素手で握ってくれるお手製おにぎりなど、レパートリー豊富である。
説明が一通り終わったところで、オーダー。

「食べ物も食べたいんですけど、何かオススメとかあります?」
「ありがとうございます!オススメは、自分で言うのも何なんですが、オムライスとか美味しいですよ~」
オムライス920円。
「じゃあ、それで」
「はい、ありがとうございます」
「飲み物は、う~ん・・・」
なかなかよさそうな飲み物がいくつもあり迷う。
「あっ、ゆっくり後で決めて頂いて大丈夫ですよ;」
「わ、わかりました」
色鉛筆で書かれた、色んな飲み物、食べ物。ケーキは粉から手ごねでつくっているらしい。
悩んだ末、先程レクチャー受けた、メイドさんの手絞りグレープフルーツハニー汁をオーダーする。
新しいメイドさんイヴさんに声掛け。
イヴさんはなんと大学2年生の新人。今日で出勤3日目だそうだ。
現状の抱負として、ご主人様とよりスムーズに話せるようになること。
趣味は一応ゲームとのことで、ゲームで会話の共通点を見出そうとするも、何故かゲーム好きなご主人様とも好きなソフトが合わないんだそう。
「メイドが好きだったの?」との問いに
「はい、好きで個人的に3店舗行ってことがあります。@ほぉ~むとか女のコが可愛くて緊張しました」
「あー、あっとほーむ行ったことあります。ただ人が多くて混雑いてた印象がある…。やるべきこともありましたね」
「あ、私も魔法みたいなものかけてもらいましたね」
「他はどこ行ったの?」
「ここと、あと、名前思い出せないんですが、ネットで検索してすぐ出てきたところ…ロングスカートの」
「JAMかな」
「う~ん、よくわからないいですが」
「3店舗面接受けたの?」
「いえ、ここだけです」
「どうですか」
「皆さんご主人様が優しくていいです。作業してると会話が止まってしまうので、作業しながらでも上手く話せるようになりたいです」
「よかったね」
会話をしながらグレープフルーツをステンレスの専用容器に押し付け絞るイヴさん。
「あ~、こんなに種が出たのは初めて・・・!種を掬いますね」
グレープの絞り汁に浮いた種をヘラで掬い上げる。
会話中断。
失敗が嵩む。
「あ~ん、わたし不器用なんです」
「私も不器用です」
「えっ、ホントですか」
「はい。なので、ゆっくり種を救ってくれていいですよ。少々残っても大丈夫です」
「ありがとうございます、ご主人さま」
じゅる~じゅるーーージャージャーー。
飲む、飲む、飲む。一滴残らず飲む。
喉を鳴らして貪り飲む。
イヴさん手絞りのグレープフルーツハニー汁を。

うめ~種っ!

おや、あまりのガブ飲み具合に、周りをビビらせたようだ。
イヴさんが他のご主人様の接客に向かい、しばらくしてから小柄で可愛げなマリアさんというメイドがやって来た。

「はじめてということで、今日はどうして来られたんですか」
「おととい渋谷であったここのメイドさんたちを見てきました。凄くよかったんです」
「あ~!ありがとうございます。ライヴから来られるご主人様めずらしいです。」
「ども。マリアさんは出てました?」
「いや、出てないです。でも、次は出るんですよ」
「大変そうですね」
「そうですね、練習とか。ライブの写真凄かったです!」

マリアさん可愛い。
そして、最初のメイドさんがオムライスにケチャでお絵かき。
お任せでお願いすると・・・

「えっー、私画伯って言われてるんですよ」
「あっ、じゃあ相当上手いんですか」
「いえ、下手なほうの画伯です。何を描いているかあてて下さい」
「はい」

オムライス上に描かれる謎の絵。
筆が進むと兎らしき。

「マイメロですか」
「はい、当たりです!」

話では、最近@ほぉ~むがマイメロとの何がしかを始めたらしい。
それに触発されたようだ。
オムライスはトロりとして話通り美味しかった。

店を出る時、ドアの外までお見送りがある。
Wi-Fi、コンセント完備で比較的使い易きメイドカフェだった。

 

めるる→もぎゅっとloveで接近中!
ゆき→くちづけキボンヌ
うさ→kiss me 愛してる
しあ→キラメキラリ

 

↓ 通称・元‟メイド喫茶ビル” 全盛期は全テナントメイドカフェだった

↓ お通しは家庭的

↓ ケーキは粉から作成。フロート類豊富

↓ ドリアや食べ物も豊富

↓ サラダは勿論、ピザまである

↓ 秋葉店オリジナルカクテルの“電気街” 全メニューが実は手書き

↓ 素手(ステゴロ)生絞り

↓ 素手でおにぎりも握ってくれる

↓ 出来上がりの絞り汁

↓ 19時からだとお通しが370円かかる。