行ってまいりました~

 

5年ぶりの作品とかで 応募数4500通

約8%の当選率だったそうです


そんなわくわくの作品「風立ちぬ」

航空技術者・堀越二郎と同時代に生きた文学者・堀辰雄の生き様を

一人の人物にまとめ、その 人生をフィクションとして描いたそうです

航空技術者 堀越二郎とは 世界に傑出した戦闘機ゼロ戦の設計者・・・

 



その 二郎の半生を菜穂子との切なくも美しい恋愛と

 


イタリアの先輩設計者 ジャンニ・カブローニとの

時空を超えた友情とを描いています



やはり ジブリの作品らしく

風景の描写がすばらしかったです


昭和初期の日本の風土を澄んだ水 ふきわたる風 青空の白雲で表現し

 

重要と思われるが重くなるであろう 戦闘シーンもあっさりと描き

戦闘機ゼロ戦ではなく 設計者二郎を巧みに描き切っていたと思います

子どもより大人向きのアニメに仕上がっていました


ただひとつ 二郎の声優が酷過ぎる

終始 棒読みのセリフ回しには 

正直この作品をぶち壊しにする要素があると思います


感情を抑えて表現しているレベルではなく 素人の棒読みなんです

これなら 子役の福君のほうが 

はるかに上手に出来るんじゃないかと思うくらいです



どの声優がどの人物を担当したかは わかりません

声優の一番最初に書いてある人なんでしょうね


風間杜夫 大竹しのぶ 竹下景子など多くのベテランが

脇を固めていましたが

主人公の二郎役を どういったいきさつから 

この声優が担当したのか疑問に思います



本当に残念に思えてしょうがない はっきり言って 

がっかりの仕上がりの作品でした