オーバーブッキング ここは天国?それとも地獄・・・・・・? | Centotrenta 代表 加藤いさおのBLOG                        
ちと長文になるので前編 
後編にわけて書くが
去年の夏PITTIUOMOで
フィレンツェに入った初日
とても濃い出来事がありました
時はさかのぼり 去年の6月
関空からローマ経由のトランジットで
フィレンツェへ
この飛行機は 大半の乗客が同業者の方々
そして深夜にフローレンス着
タクシーでホテルへ向かう
一刻も早く眠り鯛・・・・・が
ロビーにも誰も居ねえ・・・・・
ま、ここまでは遅い到着はよくある日常
ダルそうにオヤジが降りてきて
「名前は?」と聞く 「130下等(いさおかとう)」と言ふ
「・・・・・部屋が一杯だ」
「ハアっ??予約してたやろ!」
「でも一杯だ、近くにウチの系列ホテルあるから
そこに泊まってくれ付いてきなコバンザメのよふに」 と
言ってるように聞こえた笑
しかもおっさん マンヅラ(満足げな顔)で
プラス 何故かドヤ顔・・・
オーバーブッキングってやつである
「・・・・・・・しゃあねえな」と スーツケース2つ押しながら移動
「ここの4階だ」
「エレベーターは?」
「無い」
重いスーツケース持って4階まで上がる
「手伝ってや!!」と言うと
「俺は腰が悪いから無理だ」と言ふ
フテコイ(態度悪い)
わたしゃ汗だく・・・・・
旅の疲れとイライラで発狂寸前

案内されると
屋根裏・・・・・・ハックルベリーの小屋のような

「ボロイ・・・・・・・・狭い
おっさん風呂は?トイレは?」
「外だ、でもこのフロアはお前のプライベートフロアだから安心せい」
共同やん・・・・ めっさ汚い
とどめに 風呂トイレ一緒やないかぁいっ!
「こんなホテル予約してへんやろ!
なんで4つ星が2つ星にランクダウンしとんねん」と
半狂乱で言う
「俺に言ってもわからないから明日聞け」 と
腰悪いと言ってたおっちゃん
ソレを感じさせないスピード
そう
音速で
去る
放心・・・・・・・・・
でも疲れ切ってるので風呂にはいろう
いややけどシャワーを浴びよう
明日から仕入れという戦いが始まるのだから・・・・
後編に続く