このブログにも何度か登場してもらっている(勝手に書かせてもらってるだけですが…)、ダイニングテーブルのリーディングカンパニーナガノインテリア の永野社長が来社されました。
人づくり、ものづくりを大切に歩み続けるナガノインテリア
忙しいなか、時間をとってわざわざ来てもらうこと自体が嬉しい話なのですが、今回わが社に来られた理由というのがまた私のテンションを上げる内容でして、“ブログに書いてあるNATIQUEに興味を持ったので見てみたい”とのことで来社いただきました。 ⇒NATIQUEに関するブログ
永野社長は非常に感度の高い方ですし、わざわざ時間をとって他社の商品を見に行ってお世辞まで言う方ではないので、現物を確認してもらって評価いただいたのは、純粋に嬉しかったです。
(その他のことに関しては手厳しいご意見をいただきましたが 笑)
“自社(ナガノインテリア
)の商品の世界観の演出や表現の幅を広げるために、次回の展示会でNATIQUE
と組み合わせて展示したい”という提案をいただきました。
ナガノインテリア さんとわが社は同じ家具メーカーとはいっても、基本的に作っているアイテムが異なるのでもともと競争相手ではないのですが、“お互いの商品が共に個性を放ちながら組み合わさることで新しい価値を創りだす”=“共創”という同業他社との新しいあり方なのではないかと思います。
単品商品ではなくシリーズ商品として展開される際に、わが社でも同業他社から“ベッドだけは作りづらいから中村さんとこで”とOEM商品の依頼をされることがあります。
もちろん、それはそれでわが社の売上は増えるので嬉しいのですが、出来る限りリスクを背負わずに、お互いに無理をせずに共創できる一つの手法として、今回のような組み合わせ展示というのも素晴らしい方法だと思います。
ただし、この方法は組み合わせる側に相当なセンスを必要とします。
材質や色味や仕上げ方etc、また目に見えないコンセプチャルな部分など、しっかりと吟味しなければ、最悪の場合、母体となる商品の価値を下げてしまう可能性をはらんでいるからです。
今回の場合、それこそ材質も色味も仕上げも異なるアイテムを組み合わせることになるので、その世界観を頭の中でイメージできた永野社長は凄いと思います。
どの様な相乗効果を生みだすのか、個人的にも次回の展示会が非常に楽しみです。
この組み合わせが上手くいけば、材質やデザインを越えたコーディネートの可能性が広がるような気がします。
次回の展示会は4月11日~12日大川産業会館(福岡県大川市)で行われますので、来場予定の皆様、楽しみにしていてください!!