忌引を不正取得したなどとして、神奈川県は30日付で、平塚水道営業所(平塚市)の男性職員(44)ら5人を減給や戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 発表によると、男性職員は2006年6月~09年1月、4回にわたって伯母が死んだとうそをつき、忌引を4日間取得したとして、減給10分の1(6か月)の処分を受けた。県の聞き取りに、職員は「慣れない業務で責任を感じ、休みがちになった。周りに言いにくかった」と説明しているという。

 同営業所の別の男性職員(55)や、総務部統計課の女性職員(48)、動物保護センター(同市)の男性職員(40)もそれぞれ1日、忌引を不正取得したとして、戒告となった。

 このほか、平塚保健福祉事務所(同市)の女性職員(46)は、09年に年次休暇を消化した後、欠勤を繰り返したとして、減給10分の1(1か月)となった。

 今年1月に県教委で忌引の不正取得に対する処分があり、県も調査していた。

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