会社の第二世代が頑張っている。



実は昨年末に数名のマネージャー達が退社した。

何の根拠があったのかは解らないけど可能性のある若手何人かを引き連れて。



空いたポジションにはあえて若手を抜擢した。

彼等は経験した事のない仕事内容に戸惑いながらもこの半年間である程度のレベルになりつつある。

もちろん本人達の努力もあるけれど周りのサポートが充実している証拠だと思う。

彼等が「これどうですかね、、、?」と不安そうにサンプルを持ってくる姿を見るのは嬉しい。

各ブランドとしても若返り、新しいイメージで可能性が広がったかなと感じます。




辞めて行ったメンバーはというと新しい事を始めるのかと思いきや同じマーケット内での移動だった。

“元せーの”だと鳴り物入りで移った彼等は過信し新しい会社でやりたい放題。

しかし、ものの数ヶ月でまた解雇&退社したという。


どの業界でもありそうな話。



許せないのはその若手達をそそのかしたマネージャー格の人間が現状を全て周りの所為にして彼等を置き去りに辞めた事。

今度は俺はスタイリストだから、なんて言ってるらしいけど。

どんな内容だったにしろ着いて行った本人達にも、彼等を引き留められなかった自分にも責任はある。



しかし残された彼等はどうだろうか。

このままではお店は無くなるしこんな経緯を周りが知っている中での再移籍は彼等にとっても不利。

他に本当にやりたい事があったり、新しい事にチャレンジして失敗した、、みたいな話なら別だけど。

“じゃもうこの業界は辞めよう”という選択肢を選ぶ事になってしまうなら凄く残念に思う。

これまでの何年間で得たスキルや実績はなんだったんだろうか。



若い彼等にはどんな形でもいいから続けて行って欲しい。


辞めたら全て終わり。

また0からのスタート。

それ程もったいない事はない。