細胞内共生 ミトコンドリア
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冷凍マウスからクローン 理研チーム、初めて成功

 16年間冷凍保存されていた死んだマウスの脳組織から、生きたクローンマウスをつくることに理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の若山照彦チームリーダーらが成功し、米科学アカデミー紀要電子版に4日発表した。


 マウスのクローン技術は確立しているが、冷凍死骸(しがい)からの成功は世界でも初めて。永久凍土に近い零下20度で保存したもので、若山さんは「凍土から発掘されたマンモスなどの絶滅動物を復活させる技術に将来つながるかもしれない」としている。


 研究チームは、冷凍マウスの脳組織をすりつぶして細胞核を取り出す技術を開発。これをマウスの卵子に入れるクローンの手法で胚(はい)性幹細胞(ES細胞)をつくり、さらにこの核を別の卵子に入れて雌のマウスの子宮に戻した。4匹が正常に生まれて成長し、生殖能力があるのも確認した。


 絶滅動物の復活には、死骸から採取した精子を現存する近縁動物と交配させるアイデアが古くからあるが、クローン技術を応用すれば純粋種をつくることができる。若山さんは「マンモスのクローンの場合、ゾウの卵子を利用する方法が考えられる。技術的課題は多いが原理的には可能だ」と話している。


出典:47NEWS

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東洋大など、女性ホルモンが視神経細胞死を抑制することを発見

 東洋大学の金子律子教授と聖マリアンナ医科大学の熊井俊夫准教授、北岡康史講師らは、女性ホルモンが視神経の細胞死を防ぐことを発見した。緑内障のラットで実験したところ、女性ホルモンの投与により、網膜の視神経節細胞の死滅を大幅に抑制できた。今回の成果をベースに、網膜の神経細胞の細胞死に由来する緑内障の、新しい治療法の確立に結びつけていきたい考えだ。


 緑内障は網膜の神経細胞の死滅により視力が低下するもので、中高年女性の発症率が高い。適切な治療を施さないと、失明に至る場合もあり、中途失明の三大原因の一つに数えられている。


 金子教授らは、女性ホルモンが神経細胞の保護と関連性があることに着目。緑内障のラットを用いて、網膜視神経節細胞の死滅を防げないかを実験した。その結果、女性ホルモンの一種である「エストラジオール」の投与により、網膜や神経節の細胞死を8割近く防げることを見いだした。


出典:日刊工業新聞

改造した免疫細胞で小児がん治療に効果、米研究チーム

 米ベイラー医科大学(Baylor College of Medicine)の研究チームは2日、がん細胞に対する攻撃力を高めた特殊な免疫細胞による治療を神経芽細胞腫という小児がんの少数の患者グループに試したところ、その半数で効果が見られたとする研究成果を発表した。


 神経芽細胞腫は神経系を攻撃する比較的珍しい病気だが、小児がんの7%、がんによる未成年者の死亡例の15%を占める。


 マルコム・ブレナー(Malcolm Brenner)氏らの研究チームは免疫細胞であるTリンパ球を利用した。Tリンパ球は自然な状態では生存期間が短く、また腫瘍の中のがん細胞を標的にする分子を持っていない。研究チームはこの2点を克服するため、無害で一般的な「エプスタイン・バー・ウイルス」というウイルスに自然に感染した免疫細胞に操作を加えて神経芽細胞腫の細胞に見られる特殊なタンパク質の受容体を発現させたところ、Tリンパ球が腫瘍を攻撃するようになった。


 3歳から10歳の神経芽細胞腫の患者11人で調べた結果、この免疫細胞の生存期間は最大で18か月に延びた。また5人でガン細胞の消退がみられ、1人ではがんが完全に消失したという。研究チームは、ほかのがんについても同じ効果が得られるか研究を進める予定だ。


 論文は、英医学誌「ネイチャー・メディスン(Nature Medicine)」電子版に発表された。


出典:AFPBB News

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