全てがプロセスなのだとしたら・・・

香りのオートクチュール

伊藤京子です

（久しぶりに着てみました）

母の11回目の命日を迎えました
お墓参りは昨日済ませたので
今日は好きだった物を仏壇に供えるくらい
静かなものです

づくづく、あの震災を経験することなく

本当に良いときに旅立ったなぁ～

と思います

「人はみな

時代も環境も自ら選んで産まれてくる

取組みたい課題や

それを乗り越える力も
持って産まれてくるんです」

魂の本質を学び続け
輪廻転生の仕組みを研究されていた方が
教えてくれた言葉です

彼女はある日突然に幽体離脱をし
自分が知りたかった全ての事を
その時に学んだのだとか？
（こういう話、苦手な方はスルーして下さいね）

親しい友人とお茶を飲んでいた時に
何の前触れもなく・・・
戻ってくるまでの時間はほんの数分だったと言います

その前後ではガラリと価値観が変わったそうです
学んできたこと、理解してきたことは多々あれど
実際に見ていない
体験していない
そこに一抹の疑いや不安があり
同時に体験したい！最後の確信が欲しい！！
と切望していたそうです

身体から離れてあちらの世界で全てを見聞きし
また肉体に戻ることで
それまでの学びを確信として伝えられるようになれた！
そう仰っていました

話飛びましたが
母はあの未曽有の震災を体験する必要はなかったのでしょう
昭和5年生まれですから
多感な時期に戦争を経験していますしね

彼女の選んだ課題は
きっと予定通りに経験し
満足して旅立ったのだろうと思っています

そうそう！
今日のタイトルにも書いた「全てがプロセス・・・」
という話
以前にもどこかで書いたような気がするけれど
旅立って初めて母の本当の美しさを見た気がしたんです

これは私だけじゃなく
姉や従妹もまるで同じことを思ったみたい
客観的にハッとするほど美しい人だなんて
それまで知らなかった
そして、そんな人の娘であることを

誇らしく感じたほどでした

肉体を纏って生きている間は
いろんな事があるわけで
顔の表情も心模様が影響するのでしょう

人生を全うして旅立ちを迎えたら
こんなにも？
という姿を見せてもらった私たちは
苦労続きだった母の表情や言動にフォーカスしちゃっていただけ
魂的には全て織り込み済みで
決めてきた課題を着実にこなして卒業したのでしょうから
大手を振ってのご帰還だったのね～
と感じました

最後の瞬間までふくめて
全てがプロセスなのであれば
小さなことで一喜一憂しがちな私も
少し勇気が湧いてきます

表面的にどう見えようと
深いところからみたら
良い事しか起こらない！
色んな失敗、心の痛み、葛藤・・・etc

瞬間だけを切り取ると別物に映るけれど
本当の種明かしは肉体を脱ぐときなのかもしれません

時代も環境も選び
課題も設定して
乗り越える力と共にやってきた
良い時期にリマインド貰った気がします

全てがプロセス

母の命日に寄せて思い出したのも何かあるのかな？

次の週末に誕生日を迎える私に
少し早めの母からのプレゼントかしら
佳き春にしようと思います

Well 美ing ライフコンサルタント　　伊藤京子　