【販売店】そば処 湯島多なか
【価格】900円

JR御茶ノ水駅から湯島天神へと抜ける裏通り、横見坂の途中にひっそりと店舗を構える手打ち蕎麦のお店です。


ちょっとした御縁で店主の御主人と知り合えたので訪問してみました。

店内は昔ながらの蕎麦屋さんの造りで、懐かしさを覚える雰囲気です。


普通にせいろを…

と思って入ったのですが、メニューに“カレー南蛮”を発見!!

蕎麦屋のカレーと言うのは独特の物が多いので興味をそそられますо(ж>▽<)y ☆

でも、蕎麦の風味も存分に味わいたい!!

と言う事で、“カレー南せいろ”を注文です。


熱々カレーの付けダレと新蕎麦の香りが一度に味わえるなんて素敵なメニューなんでしょう!

蕎麦は、可も無く不可も無く極めて普通。


誤解の無い様に言っておきますが、私としては良くも悪くも蕎麦は“普通”が1番なんです。

十割蕎麦や田舎蕎麦など特徴が有る物に関しては美味い、不味いが明白ですが、この手の蕎麦はよっぽどの事が無い限り不味い物は無いんです。

さらに言えば、蕎麦は蕎麦ツユと交わる事で初めて美味さを発揮するんです!

これには賛否有るとは思いますが、私は蕎麦と蕎麦ツユはセットだと思っています。

だからね、蕎麦は“普通”と言う表現が最大の賛辞なんです(°∀°)b

と言う事なので、カレー南蛮はカレーツユと絡んで美味さを発揮する訳です。


カレーツユと具材の長葱をたっぷりと絡めていただけば、美味さは何倍にも膨れ上がります!

しっかりとした和風のダシ汁に、カレーのテイストを加えたカレーツユは蕎麦屋ならではの出来栄えです。

“南蛮”は長葱を意味するので、具材に長葱がたっぷり入っているのは有る意味では基本に忠実なカレー南蛮なのかも知れません。

立ち食い蕎麦屋が幅を利かせるこのご時世に、こう言った蕎麦屋さんは貴重です。

元来、こう言う形でゆっくりと食すのが蕎麦屋の醍醐味!!

これからも末長く頑張って欲しいお店です。


【満足度】★★★☆☆

そば処 多なかそば(蕎麦) / 御茶ノ水駅湯島駅末広町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0