愛媛みかんよろしく!井上です。
産地では、美味しいみかんを作るためにさまざまな努力がされています。その中の一つの方法にマルチ栽培と言われる育て方があります。
梅雨が終わる7月の頃に木のまわりを白い布のようなもので敷きつめみかんの熟成をうながす育て方です。
「マルチみかん」「マルチ栽培みかん」といって、普通に育てられたみかんとは分けて出荷されています。
当初の頃には透明なビニールが使われていましたが、いろいろと研究がすすめられ写真のように真っ白な特殊素材のものになりました。
この素材は熱の吸収率がきわめて低いので、真夏の太陽光が熱に変わりにくく反射することによって木の内側になるみかんにもたっぷりと太陽の恵みがいきわたることになります。
色々な効果があるマルチですが、梅雨が終わった頃のうだるような暑さのなか園地全体に敷きつめていく作業はかなりの重労働です。
それでも、丁寧に敷きつめておくほど効果があがりやすいので手抜きはできません!
マルチ栽培の目的は、着色(色つき)をよくして糖度をあげていくこと。
でも、マルチ栽培のみかんはスッパサの成分となる酸もあがりやすいんです。
なので、食べごろを見きわめることが大切になってきます。
また、書いてみたいとおもいます。
ありがとう(*^_^*)