六四天安門大虐殺事件 | ねこ目

ねこ目

Chinaの実状、伝えます。

【ねこ目】

天安門事件を正当化しながらも、事実を隠し、人民を騙し続ける中共。その性質は26年経った今も何ら変わらない。

それは「卑怯」であり「臆病」。ただそれを漢民族の"素質"とまとめてしまうには、六四天安門事件を知る人なら首を傾げるに違いない。

それほど六四天安門事件において犠牲者となった学生たちは「卑怯」でも「臆病」でもなく、真の愛国者たちだった。

今のチャイナを見る限り、あの当時の学生のような生きた目をした"人間"は皆無。平気で嘘をつき「卑怯」な生き方に流れ、互いにメンツを立てることで「臆病」を隠しあう。




天安門事件に絡んだ「64」や「89」の金額、なぜか送金できず

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150604-00000027-bloom_st-bus_all

中国で最も多く利用されているインターネットメッセージサービスの一つ、「微信(ウィーチャット)」で3日夜、天安門事件に関連した数字を含む金額の送金サービスが利用できなくなった。民主化を求める学生らのデモを当局が鎮圧し、多数の死傷者が出た1989年6月4日の天安門事件から26年になる。

テンセント・ホールディングス(騰訊)のメッセージアプリ、微信を通じて、利用者が北京で「64」と「89」という数字を含む金額を送金しようとしたところ受け付けられなかった。

利用者が89元、6.4元といった額を含む送金を試みると、微信の画面に「取引エラー。後ほど再試行してください」というメッセージが表示された。これらの数字を含まない送金は通常通り可能だった。

テンセントがこうした数字を意図的に検閲したかどうかは明らかでない。3日の通常業務時間の終了後に同社に電話したが応答はなく、広報担当者に送った電子メールにも今のところ回答はない。

【ねこ目】

「卑怯」で「臆病」な本文記事。

テンセント創業者、馬化騰氏は1971年生まれ。六四天安門事件当時、彼は18歳、深セン大学入学3か月前の高校生だった。現在、全人代代表の一人である。




スペイン記者の「天安門事件の質問」、中国外交部ウェブサイトの記録から削除―英メディア

http://news.livedoor.com/article/detail/10192215/

2015年6月4日、英BBC中国語版によると、3日に行われた中国外交部の定例記者会見での天安門事件に関するやり取りの記録が、中国外交部のウェブサイトから削除されている。

天安門事件から26周年となる4日を翌日に控えた記者会見で、スペインの記者から「中国は日本に歴史を正視するよう求めているが、中国はいつになったら天安門事件の歴史を正視できるのか」との質問が飛んだ。これに対して、中国の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「2つの事件の性質は完全に異なる」とした上で、「中国の党と政府はすでにはっきりとした結論を下している。中国の改革開放の成功は、中国が進んできた道が正しかったことを示しており、国民の支持も得ている」と述べた。

中国外交部の定例記者会見の記録はウェブサイトで公表されるが、BBC中国語版によると、同日の天安門事件に関するやり取りの記録は削除されている。

【ねこ目】

これもまた「卑怯」で「臆病」な本文記事。

中共チャイナ報道官、華春瑩氏は1970年生まれ。六四天安門事件当時、彼女は19歳、南京大学の学生だった。

馬化騰氏と華春瑩氏。共に六四天安門"大虐殺"事件で犠牲者となった真の愛国者たちと同世代の二人。今やチャイナでは成功者としてもてはやされている。

その二人は今、あの当時の真実を知りながらも「卑怯」を選び、「臆病」を隠すかのように堂々と中共チャイナの下に「我愛中国」に生きる「模範的共産党員」である。

ところがどうだろう。真の愛国者だった犠牲者は今もなお政治犯とされ、「売国奴、裏切者」扱いのまま、「卑怯」で「臆病」者の習近平氏の嫌がらせ、すなわち世界中の華人への見せしめとして、祖国に暮らす危篤の母にすら会わせてもらえなかったのだから。

中国、学生指導者の入国拒否 「危篤の母に会いたい」かなわず 米に強制送還へ

80年代に関連して。その時代にチャイナへ留学していた日本人の話。チャイナ通としてテレビのコメンテーターで活躍中の富坂聰氏だが、テレビ『そこまで言って委員会』の中で「江沢民と胡錦濤は共産党が選んだリーダー、習近平は人民が選んだ初めてのリーダー」と発言している。80年代に北京大学へ留学していた割には、あまりに単純な「嘘」をつくところに、何かしらあったのかと勘繰りたくなる。これでは「チャイナでは反日教育は行っていない!」とテレビで大嘘をついたアグネス・チャン氏と同じレベルではないか。

あれほどの非人道的な同胞への大虐殺を身近に感じたはずの人間たちですら、「卑怯」で「臆病」、そしてつまらぬ「嘘」をつくことで分かるのが中共の不変的性質なのである。