http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000052-xinhua-cn
韓国ＬＧ電子の関係者はこのほど、「２０１３年に中国携帯電話市場から撤退する」と語った。２０１０年以降、ＬＧの携帯電話事業は中国で振るわない。ＬＧは携帯電話の新機種発表を中止し、在庫を整理している。中国証券報が伝えた。
ＩＤＣによると、２００９年からこれまで、ＬＧ製品の世界シェアはかつての１０％から３．１％まで縮小した。２０１２年１０月以降、ＬＧの中国携帯電話事業には大きな変化がみられた。報道では、ＬＧは携帯電話事業部を大規模再編し、１０００人の営業員をリストラする予定だ。市場でのシェアが低すぎることで、ＬＧのエアコン事業は２０１２年８月に中国市場から撤退している。中国のエアコン分野から撤退した韓国企業は、サムスンに次ぐ２社目となった。
業界関係者によると、数年前に高級携帯「チョコレートフォン」の発売で話題をさらったＬＧの携帯電話事業は現在、資金や販売チャネル、技術面の後れで低迷している。戦略を誤ったことで、スマホブームに沸いていた２０１０年に好機を逸した。ＬＧの製品はハイエンド市場でサムスンやアップルに負け、ローエンド市場では華為や聯想（レノボ）などに太刀打ちできない。
２０１２年第１四半期以降、ＬＧは新製品の発売を中止し、在庫整理を急いでいる。ＬＧエアコン事業が中国から撤退したことでは、故障修理に困る消費者が多数出ていた問題もあり、業界関係者は同様の状況を懸念している。
ＬＧの中国での冷蔵庫や洗濯機事業は同様に低調で、品揃えは少なく、価格競争力にも乏しい。
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