改めてチバユウスケのことを書くのはどうかと思ったんですが、やっぱり自分のレコードだけしか買わない頑ななスタイルはこの人がキッカケだし、そのマネからいかに脱却するかが自分の課題だったので、今はある程度距離おけて見てるんで、今は冷静に話せると思います。
90年代後半は今よりレコードはポピュラーな存在でしたね。ミッシェルもそうだし、ギターウルフ、ハイロウズ、ブランキーにゆらゆら帝国、ニートビーツもフラカンもオイスカルメイツも新譜発表するたびにレコードも作ってくれてました。
今よりありふれていた訳です。
そんな中でもミッシェルのレコードと蜜月な関係は長くありました。そこからレコードの世界に入った人も多くいたと思う。
そこからルースターズの復活やら、ストーンズの新アルバム発表やらいろいろ事件はあったけど、ルーツはチバだよね。カッコいいし。このヒトはロックンロールとかレコードとか古い単語がよく似合うんだ。
ロッキンオンとレコードコレクターズという水と油のような2つの音楽誌に同時に出たのは衝撃でしたね。パブロックの汲み上げ作業は今のボウディーズよりも、ふた昔前のシナロケよりも影響力はデカかった。
今でもチバは十分カッコいいけど、彼のまいた洋楽趣味の中にオレはいて、レコード屋に週一で通う生活は健在です。
カルトGSや70年代のユーヤさん辺りにのめり込んできてから自分のロック感が変わったというか、発酵というか、そういう流れが第一線に出てきました。
ファントムサーファーズ集めたりね。
国産バンドの偉大さが近年琴線に触れるんでいとおしく思ったりします。コブラやライダース、ガーリックボーイズとかね。
ミッシェルはさすがに最近は聴きません。
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