戦慄の夜!!! | CBX1000 & Ninja250 カスタム日記

戦慄の夜!!!

バ~~~ン!!!!!

 
最初、何が起きたのか解らなかった ・・・。
車内に立ち込める火薬の臭い。
「銃で撃たれた。」
「そんなバカな ・・・。」
 
「い、息が出来ない ・・・・」
 
息をしようと必死にもがく!!!
しかし、中々呼吸に繋がらない ・・・。
必死にもがきながら何とかシートベルトを
外すのに成功した時、
やっと空気を吸い込む事が出来た。
 
空気を吸い込んで安堵したのと同時に
胸を襲う激痛!!!
 
痛みを堪えながら状況把握に努める。
 
身体がシートに寝そべった様な形だったので、
目に入って来たのは、
ひび割れたフロントガラスと開ききったエアバック ・・・。
 
ここでようやく自分が事故ったのに気が付いた ・・・。
 
5月6日 PM:9:15頃。
いつもの様に夜勤に向かうべく走り出した。
バックで車庫から出し、団地内のメイン通りへと向かう。
左折してメイン通りへと進入。
アクセルを踏み加速を始め、前方に対向車を確認。
この時、カーステレオが OFF になっている事に気づく。
ステレオを付けなきゃ ・・・ と思った瞬間!?
 
バ~~~ン!!!!!!
 
起き上がろうともがこうとするが
全身に走る激痛にあがらう事が出来ない。
 
誰かがドアを開けてくれた ・・・。
「だ、大丈夫ですか???。」
「大丈夫じゃない。」
「救急車を呼びましたから。」
 
しばらくして、若い男が車内を覗き込み、
「すみません。居眠りをしてしまって ・・・。」
 
どうやら、対向してきたクルマが
すれ違う寸前にこちらの車線に進入し、
正面衝突事故になってしまった様だ ・・・。
 
やがて、警察と救急車が到着。
 
ストレッチャーに乗せられ、救急車の車内に移動。
首をコルセットで固定され、
全身をベルトでストレッチャーに縛り付けられ、
バイタル確認の為、色んな質問を浴びせられる。
 
救急隊員と警察が交互に同じ質問をしてくるのには
正直ウンザリ ・・・。
 
特に呆れてしまったのは、
この状況下において、
「レッカー車を手配して下さい。」と
のたまう警察官。
「こんな状況で手配出来るかい。」と
毒づいてしまった。
 
クルマを放置したまま、
済生会宇都宮病院の ER へ搬送。
 
点滴、採血、CTスキャンと全身くまなく検査される。
結果、右鎖骨骨折・胸骨骨折・左第一肋骨骨折・
左右の腰近辺の擦過傷等々・・・。
 
幸い、頭部・首・内臓損傷は免れた。
 
依って、AM:3:00
入院は出来ず自宅に帰される。
 
少しでも動くと胸に激痛が走る。
横になるのに痛みと闘いながら、
起き上がるのも痛みとの格闘。
痛みで横に5cm ズレる事も出来ない ・・・。
 
クシャミも咳もトイレでさえ、
およそ何気なくやる事さえ
激痛に襲われ何も出来ない。
 
出来れば入院したかった ・・・。
起き上がるのも、ゆっくり引っ張ってくれたら
どんなに楽か ・・・。
 
現在、自宅で屍同然で過ごしてます ・・・。
 
 
 
 
 
(# ゚Д゚) ムッカー