中川昭一氏が亡くなりましたが、ホントショックでしたね。
学歴・名声・家柄など全てにおいて完璧な人間だったと聞きます。
また非常に頭が良く、難解な分厚い法案をサクッと斜め読みで、しかも数分で理解できる頭の持ち主です。(私なんて税理士試験の税法3科目合格するのに何年かかったか・・・)
そんな惜しい人が亡くなった訳ですが
全てはG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)終了後の09年2月17日の「酩酊会見」が発端なわけです。
しかし、マスコミは酩酊会見を表面的にしかメディアを通じて流していません。
これはある人から聞いた話ですが、実はあの会見には裏話があるとのことです。
リーマンショック回復に向け、米国は総額200兆円の国債発行を想定しており、日本と中国をターゲットにしていました。
で、G7前日にガイトナー米財務長官は中川氏に「よろしく頼む」と渡したカードに
「米国債のマークと100兆円」
と書かれていました。
早い話がこの時点でG7の段取りが既に出来ていたのです。
政治の世界では非常によくある話です。
そこで中川氏は頭を抱えた訳です。
なぜか?
麻生元総理から米国債購入について返事をしないよう指令が下されていたからです。
両者に挟まれた中川氏が考えた策は
酒を飲み、酩酊会見を行い体を張って時間稼ぎする作戦に出たと聞いています。
なぜ時間稼ぎをする必要があるのか?
米国債購入には、まず円をドルに換金する必要がありますが、当時はドル安(1$ 90円)でしたので大量の米国債の購入準備に成功しました。
しかしドル安ですと日本の輸出産業の売上高が大幅に減少しますので・・・
これではマズイと思った中川氏は
酩酊会見を行い、醜態を世界にさらせば円安(ドル高)になり日本の輸出産業の売上高は大幅に上がると考えたわけです。
結果的に酩酊会見後の米ドルチャート図をみると
○でくくってある「2月~5月」かけてドル高傾向に上昇していることが分かります。
要は、米国債購入(結果的には50兆円購入)&輸出産業対策の両方を中川氏は取り、成功させたわけです。
しかも体を張って。
こう考えると中川氏は非常に真面目な方だったんですね。
中川氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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また非常に頭が良く、難解な分厚い法案をサクッと斜め読みで、しかも数分で理解できる頭の持ち主です。(私なんて税理士試験の税法3科目合格するのに何年かかったか・・・)
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しかし、マスコミは酩酊会見を表面的にしかメディアを通じて流していません。
これはある人から聞いた話ですが、実はあの会見には裏話があるとのことです。
リーマンショック回復に向け、米国は総額200兆円の国債発行を想定しており、日本と中国をターゲットにしていました。
で、G7前日にガイトナー米財務長官は中川氏に「よろしく頼む」と渡したカードに
「米国債のマークと100兆円」
と書かれていました。
早い話がこの時点でG7の段取りが既に出来ていたのです。
政治の世界では非常によくある話です。
そこで中川氏は頭を抱えた訳です。
なぜか?
麻生元総理から米国債購入について返事をしないよう指令が下されていたからです。
両者に挟まれた中川氏が考えた策は
酒を飲み、酩酊会見を行い体を張って時間稼ぎする作戦に出たと聞いています。
なぜ時間稼ぎをする必要があるのか?
米国債購入には、まず円をドルに換金する必要がありますが、当時はドル安(1$ 90円)でしたので大量の米国債の購入準備に成功しました。
しかしドル安ですと日本の輸出産業の売上高が大幅に減少しますので・・・
これではマズイと思った中川氏は
酩酊会見を行い、醜態を世界にさらせば円安(ドル高)になり日本の輸出産業の売上高は大幅に上がると考えたわけです。
結果的に酩酊会見後の米ドルチャート図をみると
○でくくってある「2月~5月」かけてドル高傾向に上昇していることが分かります。
要は、米国債購入(結果的には50兆円購入)&輸出産業対策の両方を中川氏は取り、成功させたわけです。
しかも体を張って。
こう考えると中川氏は非常に真面目な方だったんですね。
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