灼熱地獄から、ほんの少し気温が下がり、ラクになられた方も多いでしょうか。
しかし、気温が下がると今度はカイロが必要な変温動物の私です。
そんなポンコツな私ですが、パソコンともになんとかやっています
(って、パソコンは現在、借り物。ポンコツなんてワルグチいっちゃいかん)。
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今回は、情報についての私見をまとめてみました。
長くなりそうなので、いくつかに分けて書いてみたいと思います。
ワケわからん病気の私。
当然、いろんな人が親切心でいろんな治療や病院を
教えてくれます。
気にしてくれるのはありがたいことです。
これは、私のような病気に限らず、治りにくい病気、命にリスクのある病気であれば
誰しも経験したことではないでしょうか。
しかし、いろいろな情報のなかには、怪しいものがあるのも事実。
なかには、神がかり的なものがあって、私はそれはもう一切排除しています。
そして、長年わずらっている間に
怪しい治療を見抜く力を身に着けてきてはいると思います。
でも、病気になって最初の頃はよくわからず、
評判がよいと聞けば、手あたり次第にいろいろな
ものに手を出していました。
しかし、それがうそが多いとわかってきたのです。
たとえば、以下はがんに関する医療情報をテーマにしたものです。
http://www.cancerchannel.jp/posts/2011-06-18/3897.html
医療関係者でさえ、ちゃんとした情報にアクセスしづらい、とあります。
よくあるのが、ある治療法でよくなった、というブログなど。
実際の患者さんの体験によるものもありますが、
なかには、その病院の関係者が、患者を装って書いているのもあることを知り、
愕然としました。
このようなインターネットの情報の見抜き方については、また別途詳細を書くとして。
書籍でも、あてにならないものが数多くあります。
たとえば、今、行っている慢性疼痛の病院には
「いい病院」をタイトルにした有名出版社が発行する本がおいてあります。
この病院が掲載されているから、おいてあるんですよね。
そして、この病院のところに付箋がつけてあります。
たぶん、ほとんどの方は、この付箋をみて
「あ、ここがいい病院なんだ」と思うでしょう。
しかし、よーく見ると。
雑誌の後ろのほうに形式が同じページで、病院名や特徴、写真があります。
実は、この雑誌の後半は広告ページなのです。
10ページくらい前をめくっていくと、「企画特集」「広告特集」という字が
目に入ります。
しかし、この字を読み落とすと、それ以下のページが広告だということには
気づきません。
広告ですから、お金を払えばどの病院でも掲載してもらえます。
前のほうのページには、広告料を払っていない病院の記事が出ています
(これもどういう掲載基準かをつきつめると、「いい病院」というには難しいですが、
記者が実際に調べた情報を精査して掲載しているのでわずかにマシといえます)。
さらに、インターネットは、もっと難しい。
とある有名なサイトは、質問をするとプロが答えるようになっています。
一見すると、サイトの運営者が、「プロ」としての実力のある人を精査して
答えてもらっているようにみえます。
しかし、本当のところは、
そのプロは広告料を自分で払って「プロ」として掲載させてもらっているのでした。。。。
道理で、医療関連の回答が、なんだかずれてるって思ってたのは外れてなかったなー。
(実施のサイト名を出せなくて、、ザンネン!)。
話を戻します。
雑誌の「広告」部分に付箋をはって、
「いい病院」と思われるように?待合室に置く。
まー、悪いことではないでしょうが、
患者側は鵜呑みにせず、真実を読み取る力が必要ですね。
続きはまた別途書きたいと思います。