画像の経過順の比較と説明
主治医ドクターはPCのマウスをスクロールさせながら
説明をしてくださいました。
一番最初の癌の位置
12月と4月、2度の再発の位置
あまり変わっていません。
右胸とその上のリンパ節への転移。
ただし、2度目と3度目は同じ位置、
最初の位置の真上です。
リンパはずっと同じ位置。
それ以外の遠隔転移はない。
遠隔転移が一番心配でした。
「間に合って良かったですね」
「丁寧にしっかり治しましょう」
ドクターのあたたかい言葉でした。
私のがんは、非常に進行が早く
現在も増殖中。
最初の手術前に抗癌剤で抑え込んで小さくしてから手術してれば
きれいに取れていた可能性が高かった旨も説明されました。
今は切っても切っても(手術しても)増殖している状態です。
それとリンパ節の転移位置は
少々深い進んでおり
腕につづく太い血管の近くまで進行してしまっている..
切り取れない可能性があるとのことでした。
「治療の順番が入れ違い、多少遅れましたが
まずは、基本的に通常行う乳がんの治療をして
活発ながん細胞を抑え込みましょう」とのこと。
治療計画は以下の通り
AC療法3週間毎x4回
(AC=アドリアマイシン+シクロホスファミド)
パクタキセル療法 週1回x12回
手術(右胸全摘)
ハーセプチン療法 3週間毎x12回
(トラスツズマブ)
その後、5年間ホルモン療法
長期戦となりそうです。
全摘後の乳房再建は当分は出来ないとのこと
最初の処置がキチンとしていれば
部分摘出で済んだかもしれないとのことも言われました。
前クリニックの院長への怒り
腹がたってきました。
医療認可間もない高額な薬で
総額いくらかかったことか…
現在の我が家は経済破たん寸前です。
実際、健保組合が払ってくれた額まで計算すると
恐ろしい金額をクリニックに払っています。
私の怒りを察した配偶者が
「この病院へ行けと
患者を手放してくれたことに感謝しようよ」
そうですよね。
私は前を向かなければいけません。