こんにちは。くろねこです。

 
あの、ナチュラルストッキングってあるじゃないですか。
あれの色選びって難しくないですか?
 
私、仕事の時は黒ストッキング指定なので、
肌色を履くのって今くらいの時期だけなんですけど、
なんかねー、イマイチ自分の肌と合う色ってのがわからなくて。
気付けば足だけ色がおかしいってことがよくあるんですよねσ(^_^;)
 
見本を腕に履かせて?肌より1トーン暗めの色を買うってのがセオリーっぽいんですけど、
腕も足も外側と内側じゃ肌の色が若干違うし、
デパートの照明は外の日差しと違うし、
そもそもメーカーによって色の名前が違うしってなるとよく分からなくて、
結局なんとなくで買ったものの履いてみてから失敗した!ってなるんですよねー(^▽^;)
 
何か良い案をご存知の方がいらっしゃいましたら是非とも教えてください( ´△`)
 
 
 
さてさて。
 
先日星組の「スカーレットピンパーネル」を観てまいりましたよー!!
 
紅ゆずるさんと綺咲愛里さんの星組新トップコンビお披露目公演。
それに以前から再演を希望する声が多かった(と思う)大作ミュージカル!
2010年の月組版からもう7年も経つんですね~( ̄▽ ̄)


幕開きすぐから度肝を抜かれたのが、民衆たちのコーラス!
なんかね、圧っていうかパワーというか、胸にびりびりくるような迫力があって、
マダムギロチンのコーラスだけですでに圧倒されてしまいました!!!


そこからいよいよ新トップスター・紅パーシーの登場です。
最初、小汚い変装してるじゃないですか。
そこからそのボロい服を脱いで凛々しいスカーレットピンパーネルの顔を見せるんですけど、
本当にね、まさに華やか!っていう言葉が合うスターさんだな、と思いました。
もちろんスポットライトも当たっているので、
そこだけキラキラして見えるのは確かなんですけど、
そういう物理的なキラキラじゃなくて、紅さんのオーラがそれ以上にキラキラしていて、
これがスターオーラというものか、と改めてまじまじと感じた瞬間でございました。

そんな紅さん。今まで観た公演の時はけっこう叫んだり泣いたり怒ったり、
感情の起伏が激しいというか、力いっぱいに演じている印象が強かったのですが、
今回のパーシーは、役のキャラクターもあるかとは思いますが、
程よく肩の力が抜けていて、軽妙洒脱な貴族をすごく自然に演じているなと思いました。
それと、紅さんといえばついアドリブとかトークが注目されがちですけど、
それだけじゃなくて、視線や指先の使い方が上手い方なんだな~っていうのも感じました。

マルグリットが「あなたを見つめると」って歌うところがあるじゃないですか。
パーシーは娘役ちゃんズの近くのソファに座っているんですけど、
一人離れて立つマルグリットを一瞬すごく切なそうな目で見つめるんですよね。
彼は完全にマルグリットに心を閉ざしたわけじゃなくて、
彼女を疑いつつもまだ信じたいっていう思いだったり、
結婚式の後態度が変わってしまって戸惑うマルグリットに申し訳ないっていう気持ちだったり、
そんな感情があの一瞬の目線で端的に表していて、おお!と思った瞬間でございました。
(余談ですけど、このシーンで娘役ちゃんズが着ているお衣裳がかわいくてすっごく好きです)


マルグリットを演じた、カワイイは正義!でおなじみの綺咲愛里さん。
カワイイ顔立ちのあーちゃんが、大人っぽくて強い女のマルグリットなんて、
果たして大丈夫なんだろうか・・・と観る前は勝手に心配になっていたのですが、
いやいや、さすがは虎の子(我が家ではそう呼んでいます)あーちゃん!
見事にフランスの看板女優にして元革命戦士のマルグリットになっていたなと思います。

美しいのはもちろんだけど、歌もすっごく上手になっていたし、
何よりもその舞台度胸と言うか存在感と言うか・・・
見た目の可愛らしさとは真逆の、なんかどしっと肝が据わっている感じ??があって、
「オームシャンティオーム」を観た時も思ったんですけど、
あーちゃん、こんな一面もあったのね!!!と新たな魅力を見つけた気持ちになりました。
観る度に「あーちゃんすごい!」って思わせてくれる娘役さんなので、
これからもっともっとすごい娘役さんになるんじゃないかと楽しみで仕方ありません。


ショーブランの礼真琴さん。
あのですね、礼くんだけ歌のレベルが違いすぎです(*´Д`*)
礼くんが歌うと一気にその世界に劇場が包み込まれる感じがして、
もうね、ただただ「すげえ・・・(あらやだ言葉が汚いわ)」の一言に尽きました。
あとですね、どうも礼くんショーブランはマルグリットのことを全然諦めてないご様子で、
マルグリットに迫る姿が礼くんの低い声と鋭い視線と相まって
正直ストーカーにしか見えなくて(褒めてます)、
ぞくっとしたことも一応お伝えしておこうと思います(繰り返しですが褒めてますよ~)。


マクシミリアン・ロベスピエールの七海ひろきさん。
とりあえずは、その美しさが神レベルでしたので、それだけでも一見の価値はあるかと。
あの笑わない感じが近寄りがたい雰囲気プンプンで、まさに「美しき独裁者」って感じでした。
今回は演出が変わって2幕でロベスピエールのソロが新しくできたのですが、
見せ場がそれだけって感じになっちゃったのは、正直勿体ないなと思いました。


スカピン団は、紅パーシーと子供の頃からずっと一緒だった感があって、
それだけで胸熱というか、ぐっと胸に迫るものがありました。
パーシーの右腕的存在のデュハーストとフォークスが、
紅5メンバーの壱城あずささんと天寿光希さんっていうところがね、もう素晴らしい!
これだけでも私は小池先生に握手を求めたいレベルですよ!!←ちょっと大袈裟(笑)
そして、十碧れいやさんに麻央侑希さんっていう双璧(背が高いのでそう呼んでます)!!!
個人的には、洗濯女に女装したゆっこ氏が大股でがしがし歩いてたところが好きです ( ´艸`*) 

あとね、スカピン団とはちょっと違うかもしれませんが、
「男とお洒落」(だっけ?)っていう歌のところで、奇抜な衣装を着たスカピン団と
一緒になって歌い踊る執事の輝咲玲央さんがかわいいんですよ~。
でも年寄りだから腰を痛めたりしてて(笑)、コミカルな動きがすっごい気になりました。


それにしてもやっぱりワイルドホーン氏の音楽が素晴らしくて、
私は「炎の中へ」と「栄光の日々」が今回すっごくすっごく心に残りました。
特に「栄光の日々」は、スカピン団・ジャコバン党・民衆と、
それぞれの立場から、思い描く『栄光の日々』を思って歌っているんだと思うんですけど、
なんかね、皆が最終的に目指していた姿は同じだったと思うんですよ。
なのに革命が進むにつれて、民衆とジャコバン党では徐々に進む方向がずれてしまって、
気付いたら夢に見ていた『栄光の日々』とは全然違う現実の中にいて・・・
っていう切なさとか哀しさとか怒りっていのが、
次々と出てくる登場人物たちの歌とダンスからすっごく伝わってきました。
特にやっぱり民衆チームのパワーがすごくてですね。
東宝版の「1789」を観たときのような、
地の底から湧き上がってくるような強いエネルギーを感じて、
もう胸が締め付けられて涙ボロボロでございました(ハイ来た涙腺弱い問題)。


あ、今回もまたかなーり長くなってしまったのですが、
実はアルマンの瀬央ゆりあさんや、星組デビューとなった有沙瞳さん、
若手注目株の天華えまさんのことも印象に残ったので、
その辺りやフィナーレについては、次回観に行った後にでも書きたいなと思っています。