前の記事で指数の出し方について書きましたので、今回は去年の有馬記念を例にとって出た指数からどう買うのかを解説します。過去レースを振り返ると後付けのようで気は引けますが、ちょうどいいレースでしたので引用しました。
去年の有馬記念の指数表

結果はご存知のようにヴィクトワールピサ→ブエナビスタ→トゥザグローリーで決着しましたが、指数では2位→1位→6位でした。お勧めした買い目で三連単60770円の的中でした。

有馬記念は指数6位のトゥザグローリーが129、7位のネヴァヴジョンが117と差がありましたので指数6位までで馬券を組み立てることにしました。

14番人気のトゥザグローリーの指数を高く付けた理由について説明します。
中日新聞杯の強い内容、強い勝ち方を高く評価したことが主なのですが、ダービーではヴィクトワールピサ、ペルーサと遜色ないレースをしており重賞を勝つのが遅くなったのか、過少評価されていました。ピサ、ペルーサが2,3番人気なので春にいい勝負をしているトゥザグローリーが14番人気は評価が低かったですね。
マイルCSのグリーンバーディーとウルトラファンタジーに似ていると思います。
ピサはJC、ペルーサはJC、天皇賞で結果を出していたこともあると思いますが、現4歳の世代レベルの高さはわかっていたことです。
展開、その他も高めの指数を付けました。加点と言うよりは減点する要素が少なかったです。中山は初めてでしたが、東京・阪神・福島・小倉で結果を出している高い適応力があります。展開は先行するかもしくは先行集団から離されなければ特に不利は無いレースになると思っていたので、全馬そうなのですがそこそこの点数を付けました。
ペルーサ、ヴィクトワールピサと互角に走った実績、マイルCSでも差は僅か、展開での不利も無さそう、となればいかに14番人気が過少評価だったかわかると思います。私も人気を見て驚いたくらいです。

馬券の組み立て方ですが、ブエナ144・ピサ139・ルーラー136と出ていましたのでこの3頭を1着に付けるのもありでしたが、ブエナとピサが1,2番人気だったのでなるべく点数を増やしたくなかったのでルーラーは2着付けにしました。残りのペルーサ、エイシンフラッシュ、トゥザの差は1ずつでルーラーと少し差がついていたのでこの3頭を3着に付けることも考えましたが、トゥザが14番人気だったので2着なら配当はかなり期待出来ます。
トゥザが人気だったら3着付けにしたでしょうが、2着に来た時のメリットを考えると点数が増えても2着付けにするべきだと判断しました。
結果3着で3着付けでも良かったのですが、私が大きい配当を取れるのはこういう時なので10点くらい増えても高配当を狙いにいきました。

指数表をブログの記事に載せるのは手間すぎるので今後もG1だけにしていくつもりです。

普段の予想は指数表こそブログに載せてはいませんが、毎レースこのように検討してブログに予想を書いていますので、買い目だけ記載のレースでも予想に手は抜いていません。
書いてみると二部作になり意外に長くなりましたが、お読み頂きましてありがとうございました。
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