痛風は、
別名「贅沢病」とも呼ばれています。

確かに私も、若くてバリバリ働いていた頃は、札をビラビラさせて美味しい物を食べまくりました。

そんな時代が私にも有ったんです。

勤めていた会社は、給与が良くて、イケイケでしたから
会社でパーティーが有ると高級な物が食べられたし
(白魚の踊り食いが出た時はビックラこいた)
仲間で集まって、高級焼肉やら生牡蠣やらピザやらフグやら、あれこれ贅沢に食べまくりました。
「このわた」の一気食いとか、バカな事やったなぁ。

でもある時、ふと気付いたんです。

凄く凄く高級な物を食べても、感動していない自分の心に。

最初は
「おかしいな。値段ばかり高くて、たいして美味しくない店なのかな?」と思ったのですが
すぐに自分がおかしくなってる事に気付きました。

気付いた所で、どうしたらいいか分かりません。

会社勤めしてる間は、付き合いも有ります。
誘われたら行きますよね。

「普通に美味しい物に感動したい」。

切実にそう思いました。

勿論、表面上では
「美味しい~。味の宝石箱や~。」とやってましたし
美味しいと感じなくなったなんて、人には言えませんね。

そのうち、妊娠して息子が生まれて、
息子の障害が発覚したりして、
高級店なんて行くことが無くなって・・・。

最近になって、ようやく息子を連れて素敵なお店に行けるようになった時、
我が家から徒歩5分のピザ屋の美味しさに感動したんです!

そこは、知る人ぞ知る名店なので美味しいのは当然なのですが、
その美味しさに気付けた事が本当に嬉しかったです。

私も、遠いあの頃の贅沢を続けていたら
痛風とかになってたかも。
味覚もおかしいまんまだったかも。

さてさて旦那は、
多分内緒で、美味しいお店に行ってるもよう。
たまに「仕事だ」と出ていって、夜に帰宅しても夕食を食べない事が有るんです。
外で食べるなら、そう言えばいいのに
言わないのは、
やましい気持ちがあるからかな~?ニヤリ


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