大学を卒業すると子供達は
自分の生活があるので旅立つのは当然のことです。
自分がそうでした。 大学を卒業して、
サラリーマンで、東京勤務。大阪勤務。
勤務開始3年後に、ロサンゼルスに赴任。
さらに1年後、前職でニューヨークの前職の支店長として
New York に駐在。
日本の暮らしは非常に快適です。
食べ物が美味しくて、治安もよく、医療制度が充実され、
春夏秋冬を通してスポーツに趣味に勤しむことが
できる日本は世界一住みやすく楽しい国だと思います。
拙者も61歳になり次から次へと知り合いや
お世話になった方が死んでいく中、
色々と考えることもあります。
誰にでも公平にいつかはやってきますが、
命は儚く尊いものです。
いつお呼びがかかるかはわかりません。
一番の打撃はNYでの唯一単車乗り仲間に
2年前に膵臓癌が発覚。
半年後に亡くなりました。
米国にて一人でツーリングは
危険なので単車に乗らなくなりました。
16歳の時に免許を取って以来狂ったように
乗っていましたが25歳の交通事故で
23年間お休み。
再開してからも日本オフィスの撤退も
あり日本の単車も売却。
また再開はしたもののコロナ禍で売却。
親の体調がイマイチとなり、
父が倒れた2015年から
日本に滞在し、親を世話する時間があり、
本音で話せた貴重な時間でした。
死んだらもう戻ってこないです。
親と最後に話せたのは
死ぬ手前の数ヶ月前のみ。
自分の事故で父親の容態が変わっていく時には
日本にいなかったし、
母親はコロナ禍、コロナ感染で隔離されて
会話もなしに、死去。
会える時に、話せる時に
親には会っておくのがいいと思います。
死人に口無し。ちょっと意味がちゃうけど笑、
死んだら2度と話せません。
2016年父親死去。
2023年1月母親死去で
昨年は姫路の墓じまいを済ませ、
日本へ行く緊急性は無くなりました。
「水は方円の器に随う」と言いますが、
人生を水に例えたら、こうやって、
時を経て環境は変わり環境によって
人生も変わりゆくものなのですね。
宿命 X 環境 = 運命
宿った命は変わらなくても環境を変えることで、
運命が変わると師匠に教えてもらいました。
つまり運命とは運ばれる命。
環境を変えると運命が変わるのは事実でしょう。
ニューヨークに住んでいる理由は
大きなお金儲けができたからでした。
20年前に予測していた通り、マーケットは激変し、
そのフォーミュラが異なってきています。
自分に降りかかってくる問題で
解決できない問題はありません。
言い換えると、乗り越えられない問題はやってこないのです。
乗り越えられなかった時は死ぬ時ですね笑。
このゴールデンルールの原点に戻り、
抵抗をして水の流れを変えて、
つまり、
環境を変えて運命を変え
もう少し踏ん張って行こうと思います。