ローリーが込めた 愛 | A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

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フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

フリープログラムのビートルズメドレー、テーマは「愛」だそうですね。

大ちゃん自身が、これまで支えてくれた人に感謝の気持ちを込めて滑りたい、と言ってくれてま

す。

本人がプログラムに込める思いとしての「愛」もありますが、ローリーからの「愛」もすごく

感じました。



真央ちゃんのフリー・ラフマニノフの振り付けテーマはこれまでの人生。

あっこちゃんのショート・愛の賛歌も振り付け師に「明子の人生を滑りなさい」と言われたそう

です。

スケート人生の集大成として臨むオリンピックに向けて、自分に初めて振付を依頼してきた

現役最高峰のスケーターに何を与えるか、ローリーも相当悩むところだったと思います。

彼の表現力・華やかなイメージを以てして、ドラマティックな映画音楽かなんかチョイスしても

全然違和感はないんですけどね~、 そ~きましたか~ビックリマークびーとるず。


ローリーは、華やかでカリスマ性があってダンサブルな大輔のイメージではなく、

彼の温かな人間性、誰からも愛される人柄、優しくて繊細な性格を良く分かった上で、

彼の本質的な内面をそのまま表現しようとしたのではないでしょうか。

世界中から愛されたビートルズの曲に乗せて、あなた自身を滑りなさい、と。

「愛」をこめて、ね。


大ちゃんの口から出た、これまでにない「ほんわかした感じ」のプログラム。

大ちゃんそのものじゃないですかビックリマーク



そして、もうひとつ思ったのは、

昨年の「道化師」で、終盤勝てなかった。

魂すり減らすほど、内側から搾り出さないと仕上がらないプロは、止めたんだと思います。

あのプロは私も大好きだった。条件反射のように涙が出てきますが、見ていて辛かったのも事

実。JOの直後だけかな、たくさんリピしたのは。

ああいった激情型のプロは、大柄でアクの強い選手にこそピッタリだと思ったんだよね。

プルシェンコとか。 あ、ライサチェクでも滑りこなすかも。

ブルースや、VASのように、大輔でなければできないプロ、ではなかった。

全日本のような、怒り沸々のシチュエーションでないとあそこまでの演技が出来ないようでは

体がもたんし・・・。


肩の力を抜いて、大ちゃんらしく滑りあげれば勝てる、というところにも

フォーカスしてるじゃないかと思うんです。

天に拳を突き上げるほどエネルギー注がんでも(ゆづか)、

大ちゃんのスケーティングセンスと音楽とシンクロする心地よさが氷上からこぼれるような振り

付けを、笑顔で滑りきったとき・・・、穏やかに感動が湧き上がってくるプロ。

そして、そこに点数が付いてくるプロ。


ローリー別名、チャンピオンメーカーだし。


2010年世界選手権、eyeも、道も、肩の力いい具合に抜けてたよね。




なんか、もうすでに神プロの予感。

楽しみで仕方ありませんやった


今アメリカで、モロの前で滑って見せて、もうぐうの音も出ねぇんじゃねぇですか~

こんなに早い時期でのプログラム発表、完全に「言い逃げ」でしょう。

もう、発表したもん勝ちさ。世界中が、ソナチネとビートルズだと思ってるさ。へんっ



出国前のインタビュー、さらりと美姫ちゃんにエール送って例の騒動から一抜けしたところも

さすがだったわ~~。(疑ってたわけじゃないけどさ~顔に縦線



最後にリード姉弟の神演技 ビートルズメドレー

ドラマティックな曲ではないけど、あたたかくて、さわやかな涙が溢れます。