こんにちは、リトルグローブ です。
今日ご紹介するホラー映画はコチラです
悪魔のいけにえ
監督: トビー・フーパー
実はあまりの名作ゆえに、いままでブログに記事を書くのをためらっていた作品。
「悪魔のいけにえ」はもはや語るまでもない名作。
トビー・フーパーのデビュー作にしてホラー映画の金字塔。
多くの類似品を生み出してきたホラーの王道ですね。
あらすじ
テキサスで墓荒らしが相次ぐというニュースが全米を震撼させていた。
死体の一部分だけを持ち去るという異常な事件である。
サリー、ジェリー、パム、カークの仲良し若者4人組は、脚が不自由で車椅子のフランクリン(サリーの兄)とともに旅行を兼ねてサリー、フランクリン兄妹の祖父の墓は大丈夫か、今は廃屋となっている彼らの生家の近くにバンでドライブに来ていた・・・。
「サイコ」や「羊たちの沈黙」などの猟奇殺人鬼のモデルになった、全米を震撼させた狂気の人肉愛好女装趣味(他にもハダカで踊るのが好きだったとか、もう伝説はいっぱい)連続殺人鬼エド・ゲインをイメージしたといわれていますね。
とにかく、この映画の凄いところは、計算されつくした構図(絵)と音で、
ここまで不穏で不快で思い出すのも怖いホラーが成立している、ということ。
チェーンソーも、実際に人を輪切りにしてるシーンはないんですよ。
不気味な大男が不自然なかっこでチェーンソーをブルルガガガガズイイイン!!とひたすら振り回すのです。音が怖い、音がっ!
観客は、「あれで切り刻まれるんだ!」って痛さ恐ろしさを音で執拗に想像させられてしまうんです。
とにかく盛り上げ方が巧みです。
「悪魔のいけにえ」のような傑作は作ろうと思って作れるものではないです。
ホラーの神ともいうべき存在が、そのフィルムに降りてくる・・・。
それによって生み出される、予想外の恐怖と狂気。
それが「悪魔のいけにえ」にはあるとリトルグローブ
は思います。