あっという間に、瞬きくらいの速さで、一人芝居終わってしまいました。

今回は演出もおらず、一人だけで作ったので、思ったより大変でした。


やれどもやれども、なんか違う。

いやあってる?

いやいや!そうじゃないよ。


と自問自答しながら稽古してました。


私が選んだのは、渋谷悠さんの

「それはまるで、蛾の標本」というモノローグでした。


まさに稽古風景そのものが、蛾の標本。

すったもんだしながら、最後に行き着いたのは、

このすったもんだも見てもらおうという心境。

完璧ではないかもしれないけど、足掻いている私も楽しんでもらいたい。


そんな気持ちで取り組ませてもらいました。


そして、本番になるまで何をやるか、どれをやるか分からないのですが、光栄なことに赤星昇一郎さんとの朗読がくじで3回も当たり、3度も一緒に読ませていただきました。


パワーが凄すぎて、踏ん張りながら聞いていたのですが、足開いてたよ!とお客様に言われてしまいましたてへぺろ


すごいいい経験になりました。



15年。がキーワードの作品ですが、15年前に初めて研究所でお芝居を勉強してから私もちょうど15年経ちました。

その年月、自分と重なって、懐かしい同期の顔。そして、大切なお客様の顔も見て、胸がいっぱいの二日間でした。


さて次は。次は。