パスタ PASTA | 峰シェフの健康レシピ

パスタ PASTA

皆様、パスタは1週間に何回位食べますか?

私はパスタ大大大好きで、ほぼ毎日食べています。

専ら家で作る派なので、パスタは量多めの業務用を買います。

パスタは手軽で、おいしくて、ヘルシーで言う事なしです。

●パスタの種類は100を超える!●

パスタと言うと、まず浮かんでくるのが、スパゲティですね。
スパゲティなどのロングパスタにも、太さや形によって
様々な種類があります。

カッペリーニ、フェデリーニ、スパゲティーニ、リングイネ、
フェットチーネなどなど…

ソースや合わせる素材で使い分けると一層レパートリーが増えますね。

ショートパスタでは、マカロニやラビオリなどがメジャーですね。

ショートパスタは形にユニークな物が沢山あります。
見ても楽しめる優れものです。

リボンの形や、星、ハート、貝、帽子、耳たぶ、
車輪、米、かたつむり、などなど…
ニョッキも大好きです。
是非、一度使ってみて下さい。
食卓が華やかになりますよ~

この他にも、色の付いたパスタも楽しいですよー
緑、赤、ピンク、黄、オレンジ、黒など、
中には3色入っていたりカラフルな物もあります。

パスタ料理は無限です。
パスタの種類、食材、ソース、組み合わせは果てしなく、
そんな理由もあり、毎日の様に食べても飽きないでいます。
生パスタも是非!

人類は麺類だー!?

●麺を極める!●
イタリアにはパスタの法律があるくらいパスタには厳しいです。
さすがイタリアですね。

デュラムセモリナ100%
この言葉は良く見かけますね。

デュラムとは小麦の品種であり、セモリナとは製粉の方法です。
そもそもの意味は、デュラムは硬いで、セモリナは粗挽きです。

要するに、粗挽きにした硬質小麦ですね。

各メーカーで小麦の生産地が異なったりと、気が向いたら
裏面の表示など、見比べてみるとおもしろいですよ。


皆様、[ブロンズ]と[テフロン]または[ルヴィダ]と[リシャ]という
言葉を聞いた事がありますか?

パスタは、小麦と水で練った後にしばらく寝かせてから、
圧力をかけて生地を穴から押し出して、穴の形などによって
様々な個性的な形が作られています。

日本では生地を切りますが、パスタは穴から押し出します。

この穴(ダイス)の材質によってパスタの表面の状態が変わってきます。

ブロンズダイスは青銅などの金属で作られており、古くから使われています。
摩擦が大きいので押し出したパスタの表面はザラザラとしています。

ルヴィダ[ruvida]とは[ざらざらした]という意味があります。

これに対しテフロンダイスは、摩擦も少ないのでパスタの表面はツルツルとした
仕上がりになります。

リシャ[liscia]とは[滑らかな]という意味があります。
最近はこのタイプばかり見かけます。

では、ルヴィダとリシャとどちらが良いのでしょうか?

一般的にルヴィダは表面がザラザラしているのでソースとの絡みが良いといわれています。
濃厚なトマトソースやクリーム系ですね。

表面の構造から、旨味が茹でているときに流れやすく、
アルデンテに茹で上げるのが難しいとも言われています。

一方、リシャは表面が滑らかなのでソースとは絡みにくく、オイル系などのあっさり系に向いていると言われています。
アーリオ・オーリオや和風パスタなどが合いますね。

表面の構造はルヴィダのものより緻密になり、茹でているときにパスタは崩れにくいのでアルデンテを作りやすいとも言えます。

やはり、ソースや素材などで使い分けたいですね。

●パスタで健康●
パスタの主成分は糖質です。

糖質と聞いて太る原因では?と思われますが、
炭水化物には「単純糖質」と「複合糖質」があります。

「単純糖質」は砂糖などに含まれるもので、過剰摂取は肥満の原因になります。

「複合糖質」は米や小麦粉に含まれ、消化吸収が緩やかで血糖が上昇しにくく、体にも良いです。

複合糖質が主体の食品は、カロリーの割には水分を吸収してカサが大きくなるため、
カロリーをとりすぎないでお腹がいっぱいになります。

同じ糖質が主体の白米と比べてみると、パスタには、たんぱく質や食物繊維、カルシウム、鉄、ビタミンB2が多く含まれています。

食材や調理方法の工夫によって、バランスよく栄養をとることもできます。
味のバラエティーを楽しみながら健康的食生活を送りましょう。

●虫入り!?●
たまにパスタと一緒に小さな虫が入っている事があります。

「げー」ですね。

しかし、虫が寄り付く程、おいしいパスタなのです。

今度、袋を開けたら探してみて下さい。(えー)

見つけたらむしろラッキーですよ。