子どもを出産し変ったことの一つとして
「人と関わることが何よりもうれしい」という思いになれたこと
20代の頃は
仕事をしていても周りに惑わされることも多く
上司や組織に可能性を閉じられてこのままだと自分が無くなると思ったことも
独立して一人で働きたいと思うように至った背景にある
独立した後も私は不思議なことに
また組織に戻りたいと思い会社員に戻ったり
また独立したりを何回か繰り返してきた
それが子供の出産を経て
産後子どもとずっと一緒にいて
誰とも話さず誰にも会えず
夜帰宅した主人としか話さないという生活を送り
1か月半という短い期間ながらも
その期間を経て心の底から「わたしは人と関わりたい」のだと思えた
それも家族という狭い人間関係ではなく
もっと広く社会と関わり、そこで出会い成長をしていくことが自分のパワーの源だったのだと気づいた
そしてそこから1年間はフリーランスで
何社かの企業の支援をしたりしていたのだけどやはりピンとくるものが無くなってしまった
外の立場から企業に関わっても結果として
「蚊帳の外の人」という感覚がぬぐえなくなり
「汗水流しながら仲間と一緒に組織を作り上げたい、渦中に入り事業に関わっていきたい」
と思うようになった
昨年から企業に入り一緒に事業を創ることを取り組んでいる
これまでの仕事人生の中で今が一番楽しいように思う
20年間の仕事人生で一回りしてきて
今自分の立つべき場所に立てている気がする
取り組むべきことも多々あるけど
経験をベースに新たなものを作り上げたり
周りと関わり何かを生み出したり
組織が良くなっていく過程を一緒の目線で見れたり
この楽しさはきっと20代の頃には見えなかった世界ではないかと思う
キャリア支援をしている身なので
自分のキャリアにおいては当然どういうキャリアを踏めば価値が上がるかという視点をもってきた
ずっと先のキャリアを見据えて
キャリアアップを目指し
キャリアの階段を上がるように生きてきたけど
ふと40歳を超えてこの先上へ上へとステップを踏みどこに行きつくのだろうかと思えたと同時に
「キャリアアップを追い求める」末路が見えた気がした
自分の実力に合わない役職をもって
背伸びしながら取り組んできた時期もあったけど
今は自分の実力に応じた仕事の役割、役職で仕事ができてると思える
高めのパンプスのヒールがかっこいいと
背伸び背伸びで生きてきた時代を通って
高いヒールを履かなくなった今の自分そのものだなと
だけど人生は続いていく
心地の良い今がこれから先も心地が良いかはわからない
これからも自分は変わっていくし
どういう生き方をするか
まだまだ問われ続ける
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