仕事って楽しいものなんですか??
こんにちわ。
先日、こんなご相談を頂きました。
「仕事が楽しいなんてことがあるんですか?
私には今の仕事は対価を得るための苦痛にしか
感じられないのですが、、、」
そうですね、
仕事が楽しくなるためには、ある程度の苦痛というものは必要です。
しかし、ある一定程度の苦痛を超えると、仕事が楽しくなってくるもの
だとおもいますよ!
実は私もこのブログを書くのが最初はたまらなく苦痛だったのですが、(笑)
今は色々な方から応援のメッセージを頂いたりしまして、
結構楽しみながら書いています!!
さて、そのためには、その一定程度の苦痛に耐えるためのモチベーションを
維持することが必要になってきます。
そして、仕事で成果をだすのには
この仕事が『楽しい』・『面白い』と思うことが非常に大切な要素になってくる
と思っています。
◆仕事を楽しむためのモチベーションを分類すると、、、
組織心理学を研究したマレー(Murray,E.J.)は仕事へのモチベーションを
内発的動機と外発的動機に分かれるといっています。
外発的動機というのは、仕事の成果がお給料や出世に直結していること。
これは、みなさんも経験があるので簡単に理解できますよね。
内発的動機というのは、仕事が『面白い』・『やりがいが感じられる』と
思って仕事にとりくめること。
この内発的動機が40年間という長いキャリアの中で大切になってきます!
◆内発的動機って、、、??
マレーは内発的動機を以下の5つに分類しました。
・適度な刺激を求める欲求。
・新しい経験や、好奇心の満足を求める欲求
・活発な行動を楽しむことを求める欲求
・さまざまな試行を楽しむことを求める欲求。
・頭を使って問題解決する楽しみを求める欲求。
例えば、新しい職場に来たばかりの当初は、
目新しい経験や、知識の獲得に興奮することが多いと皆さん思いませんか??
しかし、慣れてくると、『刺激的』・『面白い』と思って仕事に取り組める人は
少なくなってきますよね!!
これが内発的動機です!!
◆内発的動機が高い人は高いパフォーマンスを発揮する。
内発的動機に動機づけられた行動は
『行動そのものが目的となっているため常に強いエネルギーを発揮する。』
とマレーは言っています。
例えば
『子供が、好奇心に基づいて勉強をしている際、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
しかし、勉強をまわりの人から誉めてもらうための道具と子供が思った瞬間から
パフォーマンスが落ちてしまうことが分かっています。』
◆だから、、、
ですので、内発的動機を高く保ち続けるために、常に好奇心を保つことが大切になります。
マネックス証券の松本大さんが
『仕事で大切なのは、名誉でもなくお金でもなく、信頼と好奇心だ』といっているのは
このことを言っているのかもしれませんね!!
◆上司の人は気をつけて
この内発的動機は
『自分の行動が他の人にコントロールされている』と認識された際、低下することが
分かっています。
ですので、
部下を持つ上司の方は、部下をコントロールしないように気をつけましょうね。
部下の内発的動機を高めるためには、『コーチング』のスキルなどを学ぶと良いのでは
ないでしょうか。
◆内発的動機を高められる職場か否か
ある程度の内発的動機は自分で高めることができますが、
先程の上司と部下の話しの様に、自分では変えることができないケースもあります。
さて、このような心理学に基づいて、キャリアチェンジするか否かという判断をするための
『ターニングポイント診断テスト』
を作成しました。
キャリアチェンジの見極めの判断にご利用して頂ければと思っておりますので
是非、ご活用ください。
まだまだ、ブラッシュアップする必要もありますが、
皆様のフィードバックなどを頂き、今後も皆様のキャリアアップの一助になれれば
と思っておりますので宜しくお願い致します。