大丈夫!カウンセラーの独り言



昨日の記事を書いていて、思い出した話です。



私のカウンセリング対象の方は、日本人が殆どです。



中には、日本在住の韓国人の方や中国人の方もいらっしゃいますが。




さて昨日書いた、文化、歴史、習慣、宗教などなどが違う事から


問題が起きたりする場合もある、、、と いうお話。




そこで 日本人の奥様が海外でカウンセリングを受ける事になりました。




現地のカウンセラーです。  それも現地の方。



別に世界中に日本人のカウンセラーがいらっしゃる訳では無いですからね。






そこで 勇気を出して、完璧では無いにしろ一所懸命現地の言葉で


状況を説明したり、感情を説明したり、ご主人やご家族との話をしたり、


また日本の家族の話をしたり、、、



ところが 外国人の現地のカウンセラーには、


日本の文化、風習、歴史などなどが理解出来ない、、知らない。。




そこで まるでその奥様の考え方や思い方が 「変」 で、 「おかしい」 と


思われて、話をちゃんと聞いてもらえない、、


それどころか ご自身やご家族を否定されてしまったり、、、


そんな経験を持たれ、 もう2度と 海外でカウンセリングを受けたくない、、と



おっしゃるクライアントさんも 結構いらっしゃいます。




そう言えば、その昔 皇室のサーヤこと、清子内親王様が


一般のご家庭の男性とご結婚された時、



当時 ちょうど私はドイツに滞在していまして、


ドイツの家庭内では、その男性がお母様と一緒に


住まわれていた、、(確か その男性のお父様は既に亡くなられていて)


との報道があり、 日本では別に何の違和感も無いのですが、


いえいえ、むしろ母親思いの良い息子かもしれません。


ドイツでは、その男性を 「マミーボーイ」 などと言っていたのを思い出します。



お国が違えば、見方も考え方も違うのだ、、と 感じました。





つまり それをカウンセラーからクライアントに言われてしまったら、、、


そりゃ 上手く説明出来ないし、余計に落ち込んでしまいますよね。。。





いくら海外に長く住んで居ても、日本人は日本人の感覚を


血の中に残している物です。




海外での日本人へのカウンセリングは、その辺の事情や背景を


ある程度 分かるカウンセラーが必要に思います。