大丈夫!カウンセラーの独り言



昨日のお話も 駐在員のお子さんのお話。



そして 今日も同じく、駐在員さんの お子さんのお話です。




小学校の低学年。



日本に居る時から、しっかり者の良いお兄ちゃん。



現地の学校生活にも特別問題が無さそうに


学校に行くのをイヤがる事も無く、


学校からも特に問題などの指摘も無く、


元気で学校に通っていました。。。



いえいえ、そう思っていました。。




ある日の夕食時。



お兄ちゃんが何気に一言。




「僕 学校では石なんだ」 と。。。。




「え? なあに?」  と ママは耳を疑いましたし、


最初は 意味が分かりませんでした。





その内 徐々に話を聞いてみると、



その子は、学校では誰とも喋らず、誰とも遊ばず、


ただ 黙って座っている、、、と。。。




もちろん 普通に授業も受けていますし、


スポーツもやっていますし、ランチもしていますが。。。





それでも 誰とも話さず、誰とも遊ばず、、では、



その子に取っては、きっと自分が 「石」 の様に感じたのでしょう。




当然、心も 「石」 の様に、硬く閉ざしていました。。。





でも せめて、、、 言ってくれて良かったですね。。



そこから改善はいくらでも出来ます。





何も言わなければ、問題が無い。



特別周りから言われたりしなければ、問題が無い。。



良い子にしているから、問題が無い。




と、親は 思い込む物です。





子供にだって言えない事が、沢山沢山あるし、



子供だって我慢しているんです。






でも お母さん、 話を聞いてあげるのは良い事ですが、



聞き出そう、、と しないで下さいね。



聞き出そう。。。は、 質問ではなく、



詰問になりますからね。。