(前回はこちら:http://ameblo.jp/car-styling/entry-11138307004.html)

"Zero in" by 森翔馬
運転を楽しみたいという人のためのステアリングを提案。通常はノーマルステアリングを装着しますが、ドライブに集中したいときに交換することを想定。グリップを握ることで緊張感が高まる、といった感じでしょうか。コーナーに差し掛かるとステアリングを切る量がグリップ部のインジケーターで表示され、オーバースピードであれば危険を察知してバイブレーションが作動する仕組み。運転手に注意を促すことで自ずと適度なステアリング操作と安全走行が身に付けられる、そのような意図も作品に込められています。

"Feelife" by 藤本暢子
車内で自然環境に触れられる空間を作り出し、親子一緒に楽しむことでコミュニケイション能力の発達にも繋がるというアイデア。プロジェクター(写真中)で天井に景色を映し出し、生物など興味を引くものを発見したらセンサー(写真下)を指に装着して対象物をスライドさせ、プロジェクター本体に保管。取り込んだ対象物は3D化して現れ、指を近づければあたかも触れている感覚を味わうことができます。
「生物を感じる」という意味を込めて"Feelife"と名付けられたのでしょう。

"Hansel & Gretel" by 齋藤拓馬
運転中に気がついたことを周りの車に伝えたり、ダイレクトに会話ができるツールを提案。使い方はボタン(Hensel、写真中)操作とマイク(Gretel、写真下)にコメントを発するだけで極めてシンプル。自動車同士のやりとりではウインカーやハザード、パッシング、手信号などの伝達方法がありますが、このツールではより詳細な合図が伝えられます。またコメントを道に残すことで、他車がその地点を通過した際にコメントを受信する仕組み。これを利用して道路や地域観光、店舗情報などの案内に応用することも可能です。

"Plymo" by 橋本想
購入後の経過日数や走行距離、乗車時間、男女の乗車人数、給油の履歴などを記録しておく腕時計型メモリー。携帯性にバリエイションを持たせるためバンド部は着脱可能とし、付属のパーツに付け替えてキーホルダーとしても使えます。肌身離さず常に持ち歩くことで車への愛着をより深いものにする狙い。ちなみに異性をどれだけ乗せたかを記録できますが、この発想は多くの異性を乗せたいという願望からでしょうか。
以上、武蔵野美術大学の作品でした。
次回は岡山県立大学の作品を紹介します。
(文:高田仁志、写真:東海理化/高田仁志)









































































