10ケ月続けた結果。(その3) | caqu-caqu日記

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おじいちゃん、おばあちゃんのタンスを覗くと、昔の洋服って本当によくできているし、いいもの持ってるなぁ、と思った事はありませんか?
サキュウは、自分の子供や孫から同じように感じてもらえるような洋服作りを目指して、日々がんばっています。

こうして社会人になって初めて定期的に走り始めました。

時は去年の12月。
とりあえず隣駅までの片道2kmくらい走ってみるかとすたたたttt。

って、100mが遠い!

200mになる頃には死にそうに
息が上がっている。
脚がぜんぜん前に出ない。
100m走って300m歩くのくり返し。
そのうち吐く息には「う”っ」
と低い声が混じり、歩いてる女子の
ほぼ全員が、やや恐怖混じりの表情でこっちを振り向くのである。

無理もない。
おっさんが後ろからう”っう”っと低い声立てて迫ってくるんだから、
婦女子として正しい防衛本能だ。

通報されるリスクを抱えつつ、やっとの思いで家にたどり着き、
妻に「どうだった?」と聞かれれば「う”ん、女子に大人気だった」と
妄言を張るも、翌日から激しい筋肉痛が
3日間続いた
「バンビ」どころではない、今度は「ロボ」だ。


メゲる要素はキリがないほどあったが、老後への希望を糧に、
我慢して走ってみる。
そして何回か走ってみると、面白さに気付くのです。

それは、走るたびに何かしら結果が出る。
100mが200mになったり、休む回数が減ったり、登れなかった坂を
登り切れるようになったり、仕事と違って結果が出るのが早いのです。
この歳でまだ伸び代があったのが嬉しい。

いつものコースですれ違うランナーは、学生かおっさんがほとんどで、
20代~30代はあまり見かけない。

おっさんとすれ違うたんびに「あー、あんたもバンビになったのね」
勝手に思うのであります。

それから10ケ月。
だいたい週2~3で、平日6~7km、休日10~12kmを続けた結果、
出ていたお腹とアゴのラインがだいぶすっきりしましたし、ロボにも
なりません。

元々なかった筋肉に変わってるのか、体重はあんまり変わってません。
タニタのメタボ判定も、標準(緑)と注意(黄)のギリギリなところ。
以前は黄色と赤の線上にいましたから、確実に内脂肪は減ってます。

それでも走る速度は、雑談して爆笑しながら走る女子学生2人に軽~く
抜かれるくらい遅いですし、「う”っ」も若干残っております。


で、今年。
出羽三山にリベンジしに行きましたが、軽~くやっつけて参りました♪

中年でもやればできるんですヨ!



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