作業療法、高齢者施設、福祉レクリエーション、芸術療法、 アートアクティビティ、デイレク、高齢者アート、アートセラピ―
2013年3月
今回は「抽象画」にチャレンジして頂きました。
具象ですと、「正確にきれいに上手に描かなくては!」
という意識が働き、なかなか筆がすすみませんよね。
しかし、A・C・Pのメソッドは、
点と線と面で描き、色とカタチを組み合わせて描きます。
ですから、どなたでも気がねなく、
のびのびと楽しむことができるんですよ♪
さて、3月に入り春らしさも増しました。
体調も回復され、ひさしぶりにご参加の方が
「やっとこれたー今日も良い作品ができそう!」
とニコニコです。
クラス1
もくもくと描く人、画面と対話する人、
悩む人、状況に応じてコミュニケーションしていきます。
「そろそろいいですか?」
「えっ、もうそんな時間?時間があればいくらでも描けるわ~」
あっという間に、鑑賞会となります。
「おやつがさらにおいしくなる」という方もいました。
☆アートコミュニケーションプログラムでは、
季節や状況に合わせたテーマとモチーフで
イメージを喚起し、回想しながら、
ご自身のペースで制作をしていきます。
用意された画材に対し、
「画面の構成」と「色の選択」をしながら、
手を動かし、脳を働かせます。
情緒的な安定をもたらします。
自分にしかないできない物をつくること、見ること、
言葉にできない思いを表現する楽しさを体験します。
また自分にはない素敵なアイディアを
他の参加者さんの作品から発見していきます。
1時間半のうち30分は、
作品を鑑賞しながら、お話しをします。
みなさんあれこれと
思うままに発言されます。
「みなさんすてきね~だけど私のが一番かしら~」と
恥ずかしがりながら、おっしゃってました。
この方は、当初、「できない」「わからない」
「どれがいいの?どうすればいいの?」と言っていましたが、
回を重ねるうちに、ご自分からどんどん描くようになりました。
ポジティブにフィードバックしますよ~
私達の役目はアート制作を通じて、みなさんのお話しを聞きながら、
一緒に悩んだり、発見したり、挑戦していくことです。
こちらの施設では、月に3回でクラスは3つです。
ひとクラス6名で時間は午後2時から3時半まで、
スタッフは3名つきます。
「アート・コミュニケーション・プログラム★あそびじゅつ」
アートであそぶ・なごむワークショップ
5名様より 15,000円 (ひとり3,000円)
画材費等、諸経費、会場費、交通費、宿泊費(別)
お問い合わせ stararts17☆gmail.com 小山