で、しっかりと500Gまで連れて行かれる私。当たり前の事である。もはや強制連行に近い。ちなみにリセット台は500Gが天井である。もう飽き飽きしましたよ、こんな感じには。
128Gを超えたらもう天井なのだ。どの台もそうなんです(そんな事はないですか?)。そして何より、どんな時も128G以内には来ない。総投資は2万1000円。このATは500枚ほどで終了。
普通にボンヤリ打っていたら、ジワジワとATを引きながら確実に負けていくパターンの台である。しかし、私は誰よりもボンヤリしていた(何でだよ)。「とにかくもう1回引くまで打とう…」とペシペシ。すると、鉄拳ゾーン中に突然中段チェリーを引いた。
「16384分の1!!」私は心で叫ぶ。恩恵は!?恩恵は何なの!?私は本当は完全にオロオロしていたが、そんな素振りは全く見せず、隣の兄ちゃんを威嚇する為に、出目はそのままにコーヒーを買いに行った。
恩恵は今から自分の目で確かめよう。知らない方がいいって事もある。ATの消化に入る私。う~ん??普通のATだが…。まさか必殺、且つお馴染みの地獄のAT確定のみなのか…。
で、ボーナス引いてこれが飛鳥ボーナスだった。これが恩恵か?いや、ボーナス引けなかったらどうすんだ?って話だからな。恩恵とは言えん。ただ、それでも飛鳥ボーナスは初めてだったから、ややクネクネしながら打つ。
…も、TAGバトルは負け……。何だそりゃ。この後それなりにボーナスを引いて、もう1回飛鳥ボーナスも引いて、でもTAGバトルは負け。1000枚ほどで終了。どうやら、通常時の中段チェリーに夢はない。
全然高設定っぽくなかったが、店で一番ボンヤリしていた私は(だから何でだよ)続行。ペシペシ…ペシペシ…あ、ケロット柄のチャンスボタン!私は清水健太郎の雀鬼が強打してツモる要領でボタンを押した(知らねえよ)。
鉄拳目だった。「16384分の1!!」今度は完全に声に出す。私は出来れば隣の兄ちゃんと、ボーカルとギタリストが背中合わせで歌う要領で言い合いたかったが、兄ちゃんは地球最後の日かのように金を突っ込んでいたので、断念した。
ほんで恩恵は?まあ、中段チェリーと変わらんだろうが…。やはり、普通にただATに入る。でも、ここで引いたボーナスがまたしても飛鳥ボーナスだった…。そういえばAT中に称号とかいうのがあったな…。
つまり、ATにモードがあり、モードが高いほどボーナスを引きやすく、モードが高いほど飛鳥ボーナスを引きやすいのだろう。で、中段チェリーと鉄拳目の恩恵はATのモードが高くなりやすい、といったところか。
しかし、それに気付いたのはその日帰った後で、この時私は称号が出たかどうかも覚えていない、というか見てもいない(役に立たねえな)。すいません。そりゃ、こんな打ち方してたら勝てませんね(笑)。
TAGバトルは負け(だから本当に何なんだ)。それなりのボーナスの引きで800枚。ヤメりゃいいのに続行。今度は天井までしっかり連れて行かれ、結局私に残ったメダルは600枚だった。
16384分の1を2回引いて、負けてんじゃねえか。しかも、まだ13時くらいだ。13時までに16384分の1(うるせえなあ)を2回引いて負けてるって何なんだよ。気分が悪い。ヤメ。気分が悪い!気分が悪いのだよ!
中段チェリーと鉄拳目の合成確率は8192分の1。それを2回引いたという事は、「ハーデス打ってりゃGOD2回引いてたのか…」と、負け犬の常套句を吐き、私は台移動をした。
ちなみに、ハーデス打ってたら何も引いてなかったであろう事は言うまでもない。
つづく
Android携帯からの投稿