昨日の朝、ヤフーニュースでニュースが飛び込んできた。
日野原重明先生が105歳で天に召されたと。
私は講演会などで3度ほど日野原先生を拝見しましたが、あの100歳超えても、講演会で立って話をしたり、歌を歌っている姿をみていたら、人は歳をとっても元気でいれる可能性があるんだ!
リレーフォーライフにも、日野原先生が名誉顧問をしている”新老人の会”がチーム参加をして頂いているので、何か親しみを感じていました。いつか来て頂けたら嬉しいなとも思っていました。
日野原先生は、よど号事件ハイジャックに遭ったり、人間ドックを日本で初めて開設、予防医学や終末期医療を日本に広め、ホスピスなどでスピリチャルペインをサポートしているチャプレン(牧師)の話を初めて聴いたのも日野原先生が名誉院長をされている聖路加病院でした。
成人病から生活習慣病という名前に変わったのも日野原先生が提唱したとのこと。
前に知人から、聖路加のスタッフが何か、相談ごとがあると日野原先生は必ず時間をとってくれるという話を聞いたことがあります。
ご家族に対して、病院のスタッフに対して、患者さんに対して、深い愛を周りに与えていらっしゃってたのが伝わってきます。
日野原先生の著書を積み読している本を本棚から引っ張り出し、改めて、人への愛の大切さを学ばさせて頂きました。
ご冥福を心よりお祈り致します。
写真はサポーティブケアの講演会で5年前にピースサインをして頂いた写真です。素敵です。