先週、仲良しの障害年金のエキスパートのI社労士と新宿で食事をしました。
仕事の打ち合わせ後に、
ふとI社労士からこんな話が、、、
こないだ、ある病院の先生から連絡がきて、こんなことがあって困ったと言ってたよ。
自分の患者さんがある社労士を連れてきて障害年金の診断書を書いて欲しいとのことで話をしていると、事実とは反することを、ここにこのように書いて下さい。書かないと、患者さんがお金をもらえないので困ります!
と社労士が言ってきたそうだ。
流石に、主治医は嘘偽りを書くことはできませんので、断ったようですが、患者を目の前に言われたことで、困ったそうだ。
最近、少しづつ、がんでも条件を満たせれば障害年金を受給できることが広がってきてはいますが、その一方、不正受給を促すようなトンデモ社労士がでてきているようです。
中でも、
”障害年金に特化をしています!”
とホームページでうたっていても、そんな人もいるとのこと。
確かに、患者さんにとっては、受給された時には大きな金額を手にします。しかし不正は不正です。不正が続くことにより制度が厳しくなったり、最悪、制度がなくなってしまうなんてこともあるかもしれません。
最近、トンデモ医療で怪しい免疫治療など自由診療をするクリニックが話題ですが、トンデモ社労士も現れてくるとは。。。
士業は国家資格であり、社会的責任があり、決して金もうけのツールではなく、有資格者だからこそできるルールに基づき国民への専門性の価値の提供をするべきであると自覚して欲しいですね。
日本年金機構ホームページより