こんにちは。草野です。



整骨院を想定し、損益計算書のポイントをみていきましょう!



ポイントを押さえれば★簡単です。



下記が損益計算書の簡略的な雛形でした。




整骨院コンサルのスタッフ日記



一番「上」が 売上高 でした。



一番「下」が 利益 でした。



つまり、



一番上の 売上高 から、



中間地点の 費用 をマイナスするなどして、



一番下に 利益 を表示するという形式です。



「もうけ」がいくらかを 表示 する財務諸表なんです。



簡単ですよね!





では、整骨院を想定した場合のポイントです。



★の2つ目の 営業利益 に着目しましょう。



営業利益は、



売上高から、



売上原価(費用)



販売費及び一般管理費(費用)



※写真でちょっと途切れてしまっているところです。



という2つの費用をマイナスした地点の利益のことです。



営業利益=「本業のもうけを示す」という表現をされたりします。





まず、売上高からいきましょう。




整骨院でいえば、この売上高は、




窓口売上+保険請求額です。




そして、





売上原価ですが、


これは整骨院では一旦スルーしましょう!(考えなくてもOK)


なぜなら、


売上原価とは、商品を仕入れて、それを販売するような形態の会社で重要です。


でも、整骨院では、商品を仕入れて、それを販売することがメインではないですよね。


つまり、ポイントでは「ない」のでスルーです。




とすると、



問題(ポイント)は、販売費及び一般管理費です。



販売費及び一般管理費の「内訳」は、



・備品消耗費品費

・家賃

・光熱費

・通信費

・リース料(ファイナンスリース取引を除く)

・給料



などです。



あれっ



この内訳って結構 馴染み深くないですか?



そうなんです。



販売費及び一般管理費とは、内訳をみれば、結構知っているものも多いですよね。




では、話しを戻し。




つまり、整骨院でいえば、



営業利益とは、



売上高から、販売費一般管理費をマイナスした 地点 といっても過言ではないのですね。



はい。



これでおしまいです。




財務諸表が難しい。




ぜんぜん。そんなことはありません。




ごちゃごちゃしていて難しい「ように」感じるだけなんですね。




えっ。




他の項目は関係ないの?




税金は?




まあ関係なくはないのですが・・・




税金につきましては、




営業利益から、



税金(法人税等)をマイナスし、



当期純利益になります。




つまり、営業利益から、当期純利益の中間に税金がある。




これぐらいでよいのではないでしょうか?




ん~




簡単すぎる。




こんな簡単でいいのか。




いいんです。




ポイント(骨組み)を押さえれば、あとは付随するものを★興味があれば。




ご参照を。




四季報など、財務諸表が山のように載っている書籍などがありますので。





ちなみに、利益がでました。





これって、整骨院でいえば、どう解釈すればよいでしょうか?





いろいろ解釈はあるかもしれませんが、





・ 一年間院を経営して その利益分 元手を増やすことができた。




つまり、元手の増加額。





こんな感じでよいのではないでしょうか。





元手が増加「しなかったら」院を経営しないほうがよいですよね。





そういう情報提供ツールとしても損益計算書は必要なんですね。





では、明日は最後ですが。




この利益が、




貸借対照表という 財政状態(会社の ふところ具合 を表示)を示す財務諸表と、




どう関係してくるかも含め、




貸借対照表をみていきたいと思います。