「残念な結果がひとつ」
って、いきなり頭真っ白になるやん
「腹水が増えてるんだ」
でも、薬を変える程の量ではないらしい
残念って前置きせんといてよ
瞬時に恐ろしい事が頭の中ぐるぐる
痛みも腹水が原因かもしれないとの事で
痛み止めとしてロキソニンを処方される。
それでも治らない様なら麻薬鎮静剤を使うのも良いかもっだって
「冷静に病状を受け止めてくれて、ありがとね」
「お母さんも一緒に結果を聞きに来てくれて、本当にありがとう」
なんだろ
やっぱ、この先生の言葉を選ぶセンスが気に入らない
なんか、すっごく悪いのに、冷静に受け止めてくれてありがとうって言われてるみたいで
私が付き添って行った日は必ず
ありがとう
って、言われるのも、
そんな事に気をきかせんと、
もっと違う言い方で気をきかせろよって思う
ゆっくりゆっくり
ものすごいスローテンポで
癌がじわじわと動き出しているのかと
恐怖心に包まれそうになる
あーちゃんの斜め後ろに座っていたので
あーちゃんの表情がわからない
ただ小刻みに
担当医の説明に頷いている姿しか見えない
「ひとつ残念な…」
位から、顔がカーッと暑くなる様な
背中には冷水を浴びせられた様な
何とも言えない感覚
これから
検査結果の度に
こんな思いをするのだろうか
考えない様にして、現実から逃げているだけで
あーちゃんは元気
って、見ないふりしているのかもしれない
この治験が終わったら
イケメン先生の所へ戻ろう
ど素人のおかん手作りのケア帽子
昨日UPしたベルギーリネン混フライスのケア帽子は
即完売してしまいました
出来るだけ再販いたしますので
お待ちくださいね
