〜前回あらすじ〜
メイちゃんとカグヤちゃんがお互いを嫌いはじめていた。
何度もいうように、このふたりは、確固たる絆的なものがね、あったので、
こんな露骨に嫌いあいだすことに、無関係の第三者ながら、びっくりしましてね。
えっとねー。
ちょっと整理させてー。
名探偵ユイちゃん登場していいー?
おっけーありがとう。
これ推理という名の予想なんだけどさー。
なんだったらもう皆も全然推理できてると思うんだけど。
中立ギャルによる翻訳が全ての原因じゃないの?
中立ギャル経由で流れていくお互いの文句がさ、元よりも進化してんだよね。
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原文:
今ネトゲしてるって連絡きた。生きてはいる。
翻訳(予想):
ネトゲに熱中していて、カグヤからの連絡が面倒がられている。
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原文:
こっちは心配しているのに、どうして連絡のひとつもよこさないのか。
せめて連絡ちょうだい。
翻訳(予想):
カグヤがメイに激ギレしている。束縛すごい、まるで彼氏のように。
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原文:
こうゆうことはカグヤには言えない。うちのオタク趣味をカグヤは嫌ってると思う。
そうゆう部分ではカグヤとは仲良くできないからネトゲにも誘わない。
翻訳(予想):
カグヤのオタクをバカにする態度が嫌だ。
本当は仲良くできない、カグヤのこと嫌い。
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みたいなね!
もはや誤訳。
グーグル翻訳だってまだ仕事すっぞ中立!
この翻訳が流れて来た結果、カグヤちゃんは閻魔様になるしメイちゃんは反抗期になるしで。
名探偵ユイは、最近そう推理したのだ@2017年に!!!!
そう。
2017年の1月……。
推理したのは、実は最近なのです。
ふたりのケンカ確執事件は、どこかでいつか書きたいなーとはずっと思ってたんですが、
こうゆうオチにするとは自分でも思ってなくてですね。
中立ギャルさんは、本当にめっちゃ中立でスゲェって思ってたからね、ずっと思ってたからね。
つい最近まで。
今思えば、あのひとって本当に中立だったのかな?☆ って★☆
かつて、中立ギャルさんは、私にも色々丁寧にアドバイスしてくれたことがあったんです。
もしかしたら過去記事にもかいてたかもしれないけど、
「○○さんが秋吉さんに怒ってたよ〜。謝ったら?」
とか
「ミドリコ(幼馴染)が秋吉さんの悪口言ってたよ。でもそんなこと言うほうが私はどうかと思ったよ」
とかね。
自分の友達から聞いたであろう私の文句を、包み隠さず私にわざわざ教えてくれて。
「え、優しいこの中立ギャル…‥きゅんっ」
けど、BBA 大人になった今なら思う。
それ私に言う必要あった?
陰口をさ、言われてる本人にさ、ちくっちゃうってあんた。
ばらされた人もヤベッってなるし、私もヒィって傷つくし、誰も得しないぞーー☆
って思ったら、いてもたってもいられず
『悪口を本人に言う人』で検索したら、わりと同種のタイプの事例がでてきて
「こ、これだぁーーー!!!!!!」
って目からウロコ―。
最後のやつなんて、悪口を言い放ってた腐れ縁幼馴染のミドリコに
「貴様ぁ~!よくもいってくれたなぁー!」って聞きにいったら、
「うんいったよ。おまえが竹中直人に似ててめっちゃ笑うってな。事実だしいいだろ!バーカ」
みたいなこと言われた覚え、あります。
どちらにしろ幼馴染はタコ殴り決定だし、中立ギャルさんは、もー大げさァ☆って思ったんだけどね。
その時は。
BBA 大人になった今、思う。
まさかあの時のカグヤちゃんとメイちゃん、
盛られてお互いの文句伝えられてたのでは…?
結果、
あそこまでお互いを忌み嫌いあってしまったんじゃないの……。
と。
そう、この話は、
ひとりの存在によって、親友だったふたりが、仲違いするお話でございました。
救い? 一切ないよ(^O^)/いえーい
いつぞやか、カグヤちゃんのSNSアカウントを教えてもらい、
遡ってみた最初の記事が、
「オタクまじ無理きもい」
「本当に嫌い、ありえない、ついてけない、我慢してたけどもう耐えられない」
だった時の衝撃さ。
あの可愛い天使みたいな優しいカグヤちゃんから、飛び出した鬼ワード。
「これメイちゃんのこと……では……」
ごくり……。
あーほんっとほんっと。
あんな仲よかったのになーーーーーーーー。
もう罵詈雑言しかお互いの口から飛び出ないようになってしまってた晩年。
かなちぃ。
女の友情はこあいのでした。
END☆
というわけで長くなりましたが、おしまい、です!
さらっと書くつもりが、めっちゃ長くなってしまった、大親友メイちゃんとカグヤちゃんの悲恋(?)話でした。
本編ではずっと親友親友な感じで書いてたので寂しくもあります。
最後までお読みいただきありがとうございました!