癌別 最初の3週間で聞くべきこと質問リストと説明に必要な図(舌-咽頭-喉頭癌) | 病気の歩き方・癌編

癌別 最初の3週間で聞くべきこと質問リストと説明に必要な図(舌-咽頭-喉頭癌)

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咽頭・喉頭癌
1位 国立がんセンター http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010259.html (喉頭癌)
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010241.html (上咽頭癌)
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010260.html (中咽頭癌)
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010261.html (下咽頭癌)


2位 癌情報サイト  http://cancerinfo.tri-kobe.org/database/pdq/
”治療”のところから病名を選択してください。

3位 癌研究会  http://www.jfcr.or.jp/knowledge/about/headneck.html


舌癌
1位 癌情報サイト  http://cancerinfo.tri-kobe.org/database/pdq/
”治療”のところから病名を選択してください。


2位 http://www.jfcr.or.jp/knowledge/about/mouth.html

質問してほしいこと一覧表


□ 癌のある場所はどこか?

□ 癌の想定される広がりはどの程度か?

□ 組織型は?

□ 手術方法、放射線療法、抗がん剤に関してそれぞれどのように利用するか?

□ 想定される副作用は何か?

□ 自分の場合特に問題となるような合併症はあるか?

□ 舌-咽頭-喉頭癌① 舌-咽頭-喉頭癌② 舌-咽頭-喉頭癌③ 舌-咽頭-喉頭癌④ 舌-咽頭-喉頭癌⑤

下咽頭癌
TNMの定義
原発腫瘍(T)
TX:原発腫瘍の評価が不可能
T0:原発腫瘍を認めない
Tis: 上皮内癌
T1:下咽頭の1亜部位*に限局し、最大径が2cm以下の腫瘍
T2:片側喉頭の固定がなく、下咽頭の1亜部位*を超えるか、隣接部位に浸潤腫瘍、または最大径が2cmを超えるが4cm以下の腫瘍
T3:最大径が4cmを超えるか、または片側喉頭の固定する腫瘍
T4a:甲状/輪状軟骨、舌骨、甲状腺、食道、または中央区分軟部組織(前頸筋および皮下脂肪を含む)に浸潤する腫瘍
T4b:椎前筋膜に浸潤し、頸動脈を完全に包み、縦隔構造に転移する腫瘍*下咽頭の亜部位は以下の通りである:
- 披裂軟骨および接合部ヒダの高さから輪状軟骨下縁まで拡がる輪状軟骨狭窄部(輪状後部)。
- 咽頭喉頭蓋ヒダから食道上縁まで拡がり、外側は甲状軟骨を境界とし、内側は披裂喉頭蓋ヒダの表面、披裂軟骨および輪状軟骨を境界とする梨状陥凹。
- 喉頭蓋谷の底部から輪状披裂関節の高さまで拡がる咽頭後壁。

所属リンパ節(N)
NX: 所属リンパ節の評価が不可能
N0:所属リンパ節に転移を認めない
N1:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cm以下
N2:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下、または同側の多発リンパ節転移で最大径が6cm以下、または両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6cm以下
- N2a:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下
- N2b:同側の多発リンパ節転移で最大径が6cm以下
- N2c:両側あるいは対側リンパ節転移で最大径が6cm以下
N3:最大径が6cmを超えるリンパ節転移
臨床評価では、リンパ節腫瘤の実際の大きさを測定するが、介在軟組織を見込んでおく必要がある。ほとんどの直径3 cmをこえる腫瘤は、単独リンパ節ではなく、融合性リンパ節または頸部軟組織の腫瘍である。臨床的に陽性のリンパ節には、3つの病期がある:N1、N2、およびN3である。サブグループa、b、cの使用は、必須ではないが推奨している。正中リンパ節は同側リンパ節と考えられる。
遠隔転移(M)
MX:遠隔転移の評価が不可能
M0:遠隔転移を認めない
M1:遠隔転移あり

AJCC病期分類
病期 0
Tis、N0、M0
病期 I
T1、N0、M0
病期 II
T2、N0、M0
病期 III
T3、N0、M0
T1、N1、M0
T2、N1、M0
T3、N1、M0
病期 IVA
T4a、N0、M0
T4a、N1、M0
T1, N2, M0
T2、N2、M0
T3, N2, M0
T4a、N2、M0
病期 IVB
T4b、すべてのN、M0
すべての T、N3、M0
IVC期
すべてのT、すべてのN, M1

喉頭癌
TNMの定義
原発腫瘍(T)
TX:原発腫瘍の評価が不可能
T0:原発腫瘍を認めない
Tis: 上皮内癌
声門上部
T1: 声門上部の1亜部位*に限局する腫瘍で、声帯運動は正常
T2: 喉頭の固定がなく、声門上部の隣接する2つ以上の亜部位*、あるいは声門部または声門上部の外側域(たとえば舌根粘膜、喉頭蓋谷、梨状陥凹の内側壁など)の粘膜に浸潤する腫瘍
T3: 声帯が固定し喉頭に限局する腫瘍および/または次のいずれかに浸潤する腫瘍:輪状後部、喉頭蓋前方の組織、副声門腔、および/または甲状軟骨の小規模なびらん(例えば、内側皮質)
T4a: 甲状軟骨を通過して浸潤する腫瘍、および/または喉頭を超えて組織(たとえば、気管、舌深層/外舌筋を含む頸部軟部組織、舌骨下筋、甲状腺、または食道)に浸潤する腫瘍
T4b: 椎前隙に浸潤するか、頸動脈を包むか、あるいは縦隔構造に浸潤する腫瘍亜部位は以下の通りである。
- 仮声帯(室ヒダ)
- 披裂軟骨
- 舌骨上喉頭蓋
- 舌骨下喉頭蓋
- 披裂喉頭蓋ヒダ(喉頭面)

[注: 声門上部には多くの特有の亜部位がある。無再発生存率は、亜部位のほか、病期分類のT分類およびN分類により異なるであろう。]
声門部
T1: 声帯に限局する腫瘍(前交連または後交連を含む)で、声帯運動は正常
- T1a: 一側声帯に限局する腫瘍
- T1b: 両側声帯に浸潤する腫瘍
T2: 声門上部および/または声門下部に進展する、および/または声帯運動の制限を伴う腫瘍
T3: 声帯が固定し喉頭に限局する腫瘍および/または副声門腔に浸潤する腫瘍、および/または甲状軟骨の小規模なびらん(例えば、内側皮質)
T4a: 甲状軟骨を通過して浸潤する腫瘍および/または喉頭を超えて組織(たとえば、気管、舌深層/外舌筋を含む頸部軟部組織、舌骨下筋、甲状腺、または食道)に浸潤する腫瘍
T4b: 椎前隙に浸潤するか、頸動脈を包むか、あるいは縦隔構造に浸潤する腫瘍
[注: 声門の症状は、腫瘍の大きさ、解剖学的浸潤範囲および正常な声帯運動の有無により変化するであろう。無再発生存率は、病期分類のTおよびNのサブグループ分類に加えて、このような因子をはじめとする諸因子により異なるであろう。]
声門下部
T1: 声門下部に限局する腫瘍
T2: 声帯に進展する腫瘍で、運動は正常または制限されている
T3: 声帯が固定し喉頭に限局する腫瘍
T4a: 輪状または甲状軟骨に浸潤する腫瘍および/または喉頭を超えて組織(たとえば、気管、舌深層/外舌筋を含む頸部軟部組織、舌骨下筋、甲状腺、または食道)に浸潤する腫瘍
T4b: 椎前隙に浸潤するか、頸動脈を包むか、あるいは縦隔構造に浸潤する腫瘍
所属リンパ節(N)
NX: 所属リンパ節の評価が不可能
N0:所属リンパ節に転移を認めない
N1:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cm以下
N2:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下、または同側の多発リンパ節転移で最大径が6cm以下、または両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6cm以下
- N2a:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下
- N2b:同側の多発リンパ節転移で最大径が6cm以下
- N2c:両側あるいは対側リンパ節転移で最大径が6cm以下
N3:最大径が6cmを超えるリンパ節転移
臨床評価では、リンパ節腫瘤の実際の大きさを測定するが、介在軟組織を見込んでおく必要がある。直径3cmを超える腫瘤のほとんどは単独リンパ節ではなく、融合性リンパ節または頸部軟組織の腫瘍である。臨床的に陽性のリンパ節には、3つの病期がある:N1、N2、およびN3である。サブグループa、b、cの使用は、必須ではないが推奨している。正中リンパ節は同側リンパ節と考えられる。
遠隔転移(M)
MX:遠隔転移の評価が不可能
M0:遠隔転移を認めない
M1:遠隔転移あり

AJCC病期分類
病期 0
Tis、N0、M0
病期 I
T1、N0、M0
病期 II
T2、N0、M0
病期 III
T3、N0、M0
T1、N1、M0
T2、N1、M0
T3、N1、M0
病期 IVA
T4a、N0、M0
T4a、N1、M0
T1, N2, M0
T2、N2、M0
T3, N2, M0
T4a、N2、M0
病期 IVB
T4b、すべてのN、M0
すべての T、N3、M0
IVC期
すべてのT、すべてのN, M1

口腔咽頭癌
TNMの定義
原発腫瘍(T)
TX:原発腫瘍の評価が不可能
T0:原発腫瘍を認めない
Tis:上皮内癌
T1:最大径が2 cm以下の腫瘍
T2:腫瘍最大径2 cm超4 cm以下
T3:腫瘍最大径4 cm超
T4a:喉頭、舌深層/外在の筋、内側翼突筋、硬口蓋、または下顎骨に浸潤する腫瘍
T4b:外側翼突筋、翼状突起骨板、外側鼻咽頭、または頭蓋底に浸潤する腫瘍または頸動脈を包み込む腫瘍
所属リンパ節(N)
NX:所属リンパ節の評価が不可能
N0:所属リンパ節に転移を認めない
N1:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cm以下
N2:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下、または同側の多発リンパ節転移で最大径が6cm以下、または両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6cm以下
- N2a:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下
- N2b:同側の多発リンパ節転移で最大径が6cm以下
- N2c:両側あるいは対側リンパ節転移で最大径が6cm以下
N3:最大径が6cmを超えるリンパ節転移
臨床評価では、リンパ節腫瘤の実際の大きさを測定するが、介在軟組織を見込んでおく必要がある。直径3cmを超える腫瘤のほとんどは単独リンパ節ではなく、融合性リンパ節または頸部軟組織の腫瘍である。臨床的に陽性のリンパ節はN1、N2およびN3の3病期がある。サブグループa、b、cの使用は、必須ではないが推奨されている。正中リンパ節は同側リンパ節と考えられる。
遠隔転移(M)
MX:遠隔転移の評価が不可能
M0:遠隔転移を認めない
M1:遠隔転移あり

AJCC病期分類
病期 0
Tis、N0、M0
病期 I
T1、N0、M0
病期 II
T2、N0、M0
病期 III
T3、N0、M0
T1、N1、M0
T2、N1、M0
T3、N1、M0
病期 IVA
T4a、N0、M0
T4a、N1、M0
T1、N2、M0
T2、N2、M0
T3、N2、M0
T4a、N2、M0
病期 IVB
T4b、すべてのN、M0
すべてのT、N3、M0
病期 IVC
すべてのT、すべてのN、M1