「いまどきの学生の1人暮らし事情」


キャンパスライフ コラム


親元を離れて1人暮らしをする今の大学生って、一体どんな部屋に住んでいるのでしょうか?
住む地域によって変動はあるでしょうが、平均的な家賃は45000円から55000円程度で、多くの人が1Kの間取りの部屋に住んでいるようです。


いくら学生と貧乏は切り離せない関係とはいっても、今の学生はまずまずの環境で1人暮らしを送っているようです。もちろん、これらはあくまで平均ですので、昔ながらに6畳1間の風呂なしアパートに住んでいるなんで学生もおられるでしょうし、逆に親がお金持ちなので、高級マンションに広々と暮らしている、なんてうらやましい環境の学生もいることでしょう。


ですが平均的な学生は1Kを自らの城とし、その限られたスペースを色々工夫して楽しく暮らしているようです。時折雑誌などで、そういう「決して広くはないが住んでいる人の個性がにじみ出ている部屋」というような写真が詳細されていますが、そういうものを見るにつけ、何だか嬉しくなります。


活力あふれる学生が、自分の狭い部屋アイデアと工夫で見事な「城」に作り替えている様は、見る者の胸を楽しい気分にします。
貧乏でも、決して負けてなくて、むしろその状況を楽しんでさえいるよう見えるその部屋に、胸のすく思いがします。そうなんだよ、こうでなくっちゃいけないんだよ、と何だかよく分からない種類の納得と力が、体を駆け巡ります。


ですので、自分の部屋が狭いとお嘆きの学生は、一度自分の頭をフル回転させて、その限られたスペースを自分の色に染めてみて下さい。そうすればきっと、その空間はあなたにとってとても居心地の良いものになるはずです。


キャンパスライフ コラム

「大学中退をお考えの学生さんへ」


キャンパスライフ コラム


今、大学に通う学生さんたちは、その大学を辞めたいと思ったことはありますか?


世間では、結構多くの学生さんたちが様々な理由によって大学を中退しているようです。


経済的な理由、やりたいことが変わった、もしくは大学に通う意味が分からなくなった、というようなものまで。


一般的にこうした「大学中退」という行為は、マイナスイメージで受け取られます。


事実、企業に就職したいと考えた時などには、それは現実的な「マイナス」として中退した人の足に絡みついてくる場合もあります。


ですが、そういったマイナス部分を引き受ける覚悟があるのであれば、大学を中退するのは、当人の自由だと思います。考えてみれば、大学は誰かに「入れ」と強制されて入る所ではありません。世間の風潮にそういう節があることは確かですが、それでも厳密な意味では個人の自由意思によって入学するのです。だとすれば、それを辞めるのもその個人の自由であり、また選択肢の1つだと思います。


ですので、今大学を辞めようかどうか迷っている方がおられたら、どうか、「世間的に恥ずかしいから」という理由で選択を決定しないで下さい。そういう理由で大学に残ってもあまり意味はないように思われます。それくらいなら、新しい場所で新しいことを始めた方が、きっと長い目で見ればあなたの人生にとってプラスでしょう。


大切なのは「自分で選ぶ」ことです。誰かに選ばされるようなことがないように、注意しなくてはなりません。


キャンパスライフ コラム

「大学でのいじめ」




今も昔も、学校での「いじめ」は教育現場において重要かつ深刻な問題です。複数の人間が特定の人間に対して理不尽な態度をとったり、ひどい場合には暴力をふるったり金品を要求したりするケースもあります。そして、その結果悲しいことに、いじめの対象になっていた人が自ら命を絶つなどという事態も起こっております。






こういった「いじめ」は、何も小学校・中学校・高校だけの話ではないようです。




大学でも似たような「いじめ」が行われている実態があるようなのです。






しかも、その「いじめ」の内容は小・中・高でのそれとあまり変わりがなく、複数の人間が特定の人間の容姿をあげつらったりだとか、あるいは無視したり、暴力、金品の要求などです。






こういった実態をご存じない方にとっては、「大学生にもなって、いじめだなんて…」

と驚愕されるかもしれません。




大学とはまもなく成人になる人間、またはもう成人となった人間の集まる場所です。にもかかわらず、そんな場所で「いじめ」などという(あえてこういう言い方をしますが)「幼稚な」ことが行われているなんて、にわかには信じがたいことでしょう。




ですが、これは事実です。




ですので、もしあなたが自分の大学でそういった「いじめ」を見かけた場合には、どうか、自分がもう「大人の仲間入り」をした人間であるという自覚を持って下さい。




そして、「大人」としてその「いじめ」を行っている「子供たち」を叱って下さい。




「大人」かどうかの基準とは、年齢ではありません。




その行動によって、決められるものだと思います。




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