良家の日本人17歳少女まで騙して売り飛ばそうとした韓国人悪徳業者
1938年12月4日「東亜日報」より
「良家処女を誘引し、満州へ売却騙財」
~釜山署、犯人逮捕
「群山の紹介業者、田某氏(38歳)は、去る11月15日、釜山に住む日本人A(19歳)と同じ市内の日本人B(17歳)を満州で就職を世話してやると甘言を用い、さらに遊郭に売るという委任状を偽造しようとし、群山につれていこうとしている時に召還、現在取調中・・・」とある(一部略)
当時の朝鮮半島の悪徳業者は日本人まで被害にあっていたようです。
悪質な韓国の売春婦斡旋業者を取り締まる新聞記事
1939年8月31日(昭和14年)「東亜日報」
「悪徳紹介業者が跋扈。農村婦女子を誘拐。被害女性が100名を突破する」
「釜山の刑事、奉天(中国)へ急行」
1939年近代警察は機能していた。
人身売買の悪徳業者が朝鮮の村々を訪ねて娘たちを誘拐していた。警察(官憲)は摘発に懸命だったことが理解できる。娘を取り戻すためにかけずりまわっていた姿が見える。
http://ameblo.jp/nidanosuke/entry-10027570035.html (参考)
1933年6月30日「東亜日報」より
「路上で少女略取。醜業中国人に売り渡し」
金神通を売った男女検挙~判明した誘拐魔の手段
記事では金神通という少女を誘拐した朴某氏が6月18日に
鐘路署の警察官に逮捕されたことが記載されています。
朴某氏は誘拐し、中国人に売ろうとしていた模様。
誘拐の常習犯だったとも記載されています。1933年代には、中国に
向けて人身売買があったことが分かります。
1933年5月5日「東亜日報」より
「民籍を偽造 醜業を強制」
悪魔のような遊郭業者の所業~犯人逮捕へ
「市内に住む呉某氏は、「漢南楼」という商号で娼妓していたが、朴*南という16歳の少女を350円で買い、年齢不足で売春婦が出来ないため、 兄弟の戸籍を使って営業許可を得ようとしていたことが発覚。前記のような方法で多数の幼い少女を使っていた・・・(一部略)」
ここでも「悪魔のようなゾセン人業者」の話題が出ていますね。年齢不足を戸籍偽造で売春させるとは酷い業者です。
これは都市部の話ですが、田舎になるとさらに酷い状況になっていたみたいです。
(同じく一字伏せさせて頂きます)
1936年3月15日「東亜日報」より
「春窮を弄ぶ悪魔!農村に人肉商跳梁」
就職を餌に処女を誘い出し~烏山でも一名が被捉。
人肉商は人身売買
「就職斡旋」をネタにした悪徳業者の実態がよく分かります。
悪質な売春婦斡旋業者の取締りを呼びかける陸軍公文書
日本 陸軍省公文書
【現代語訳】
件名 『軍の慰安所従業婦等募集について』
副官より、中国北部方面軍、及び、中国中部派遣軍 参謀長宛の通牒案
日中戦争における慰安所設置の為、募集業者が慰安婦を募集する際、
1.日本軍の名義・権威を利用し、その結果 日本軍の威信を傷つけ、庶民の誤解を招く事例。
2.従軍記者、慰問者などを通じて、不統制に募集し、社会問題を惹起する事例。
3.慰安婦を募集する業者が相応しくない場合、誘拐に類した方法を使い、警察の検挙・取調べを受ける事例。
以上のような、注意を要する事例が少なくないので、今後、慰安婦の募集に関しては、派遣軍がこれを統制し、慰安婦募集業者の選定を周到・適切に行い、慰安婦募集に際しては、関係地方の憲兵、警察当局と協力すること。
日本軍の威信保持、また社会問題上、遺漏のないよう十分配慮することを依命、通牒する。
1938年3月4日 (日中戦争2年目)
陸軍省次官 梅津美治郎 押印 (決済)
【理解の為のポイント】
1.慰安婦募集は、民間から選定した業者が実施しており、兵隊が直接、女性を連行することはない。
2.慰安婦募集担当者が、誘拐などの違法行為を行うと、逮捕される。 (当然のことです!!)
3.日本軍は、慰安婦募集に際して、誘拐等不名誉な事例が発生することを危惧しており、その予防に努めている。